◇12日(日本時間13日) MLB ドジャース0―16カブス(ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手(23)は地元のカブス戦でメジャー4試合目の先発登板。メジャー自己最長の5イニングを4安打1失点と好投したが、援護なく初黒星。メジャー初勝利はお預けとなった。自己最多の81球で3奪三振、2四球。

 ドジャースは0―16で大敗し、今季ホーム8試合目で初黒星。カブス戦も4試合目で初めて敗れた。

 3回。佐々木は2四球などで迎えた2死満塁のピンチで、外角155キロ直球をブッシュにジャストミートされた。打球はセンターへ一直線。中堅手パヘスがフェンスに激突しながらジャンピングキャッチしてくれたおかげで、あわや満塁弾、フェンス直撃でも走者一掃という危機を脱した。

 地元中継局スポーツネットLAのエリック・キャロス解説者は「言わせてもらえば、佐々木朗希はマジシャンだ。どういうわけか、いつも自らピンチを招き、マジシャンのようにそこから脱出してしまう」と不思議がった。

 「東京のデビュー戦だってボロボロだったのに、なぜか(3回5四球で)1失点だった。前回登板のフィリーズ戦もいきなり1回無死二、三塁でハーパーだったのに、この回も1失点。そして、きょうの3回もビッグイニングかと思いきや、守備に助けられている」

 この日はパヘスの超美技の直前、1死満塁でも鈴木に内寄り156キロの直球をピッチャー返しされたが、エドマンが二塁ベースのほぼ真後ろを守っていたために事なきを得、同局のジョー・デービス実況は「データの勝利です!」と、守備シフトの奏功に声を張り上げた。

 ドジャースの大谷翔平選手(30)は「1番・DH」で3打数1安打。0―11と大敗ムードだった8回に退いた。カブスの鈴木誠也外野手(30)は「3番・DH」で2打数無安打。右手首を痛め、5回の第3打席に代打を送られた。(写真はAP)