◇第32回函館スプリントS(G3・14日・函館・芝1200メートル)

 函館スプリントSに出走予定のモリノドリームは函館で4戦3勝の成績を残している。敗れた1戦はダートで、芝での3戦は今回と同じ1200メートル戦で、全て勝っている。昨年の青函Sは、その後に京阪杯を勝って今回は人気の一角にも推されそうなビッグシーザーなどを破っての勝利。相性のいい舞台なら重賞でも好走の期待がかかる。

 陣営は当地との好相性の理由を明確に答えてくれた。増沢助手は「この馬は滞在がいいの。当日輸送では体が減ってしまう馬なので」と即答した。

通算5勝はすべて現地滞在の競馬で挙げている

 成績と見てみると納得する。通算5勝を挙げているがうち3勝が函館、残る2勝は札幌。すべて現地滞在の競馬で挙げている。昨年のキーンランドC4着は函館で追われてから、直前に札幌入りしていた。そのほかは、美浦で追われての競馬が大半で、いずれも勝ちにはつなげられていない。時計を出したその地で、馬運車に乗らず、レースに臨めるのが好走の条件になっている。

 当然、今回も好勝負できる状態だ。同助手は「状態は美浦で乗っている時と変わらずいいよ。前走は向正面でぶつけられるシーンもあったし、距離は1200メートルの方がいいからね」。得意の条件がそろう今回は重賞でも要注意だ。