◇11日(日本時間12日) 大リーグ パドレス2ー5ドジャース(ペトコ・パーク)

 ドジャースのロバーツ監督は前日、2番手サウアーに111球を投げさせ、3番手投手に野手のキケ・ヘルナンデスを起用。「捨てゲーム」でブルペンを温存したが、この日は翌12日が休養日とあって惜しみなく使い、勝利を掴んだ。監督は「驚きはないが、我々のチームが反発力を見せた試合だった。昨日のような大敗の後に、しっかり切り替えてブルペンから良い準備をして、シリーズを勝ち越せた」とご満悦だった。

 救援右腕カスパリウスが先発し、4回を1失点。その後、7人を送り出し、小刻みな継投で逃げ切った。打線の殊勲は、不振にあえぐコンフォートとT・ヘルナンデス。コンフォートが5回に同点ソロ、T・ヘルナンデスは6回に決勝3ランを放った。苦しんでいた2人が打って、ナ・リーグ西地区のライバルにシリーズで勝ち越したのは大きい。前日の「捨て試合」が報われた形だ。

 大谷は第4打席までいいところがなかったが、2点リードの9回の第5打席に見せ場をつくった。1死走者なしから、救援左腕ペラルタの甘い変化球を右中間へ三塁打。スミスの適時打で、貴重な5点目のホームを踏んだ。9試合、42打席連続ノーアーチと本塁打が出ていないが、8試合連続安打でチームに貢献した。

 13日からは、ナ西地区2位のジャイアンツとの3連戦。昨年まで低迷が続いたジャイアンツだが、今季は好調。かつての熱いライバル関係が戻ってきている。初陣に投げるのはエースの山本由伸。絶対に取りたい試合だ。