大洋(現DeNA)、日本ハムでプレーした野球解説者の高木豊さんが11日、自身のYouTubeチャンネルを更新。8日の試合で抑えに失敗した日本ハム・田中正義投手について言及した。

 今季11セーブを挙げている田中は8日のDeNA戦(横浜)で1点リードの9回に追いつかれ、試合は延長10回サヨナラ負けを喫した。次戦の10日のヤクルト戦はベンチから外れ、玉井がクローザーとして登板してセーブを挙げた。新庄監督は「打たれて、さあやり返してこいという投手と、そうじゃない投手がいる。田中君は自然で散歩をして」と説明していた。

 高木さんは田中について「ちょっと失敗が目立つと気がするよね」と語り、「あの試合に勝っていたら、パ・リーグで日本ハムだけ勝ちだったんだよね。だから差を広げられるチャンスがたくさんあったんだけどな」と指摘。「打ってる人間がレイエス、万波…役者が打ってるしな。ああいう試合は絶対勝たせなきゃいけない」と痛恨の抑えだったと解説した。

 クローザーの投手については「打たれても仕方ないと思える人間と、もったいなかったなって思われる人間といると思う」といい、「田中正義がチームの中で『田中正義が行って打たれるんだったら仕方ない』というふうにみんなが割り切れると。それはそれでもいいと思うよ」と話した一方で「投げてる姿だとか、いろんなことを見ていると、割り切れる人間が何人いるんだろうって思っちゃう」と田中の安定感を不安視。「日本一目指してるんだったら、このままじゃダメだな、ハッキリ言って」と言い切り、代役候補やダブルストッパー案などについても言及した。抑えを外れた場合は「8回より7回とか6回とか。クローザーが一番難しいように言われてるけど、8回って結構難しいと思うよ」と6、7回での起用を勧めた。

 「ピッチャーでゲームを作り、ピッチャーで勝ってきたチームが最後にやられるっていうのが一番きついよね。そこらへんは早く解消できるように」とチームとしての課題解消を望んだ。