中日・京田陽太内野手(26)による通年企画「青臭く」の第5回。打率はリーグ最下位の2割3分4厘。この現状をどうとらえているのか。来月10日には背番号1の偉大な先輩、高木守道さんの追悼試合(対巨人・ナゴヤドーム)もある。調子を上げてチームの勝利に貢献し、選手会長として節目のゲームをAクラスで迎えたいという。

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 打撃成績表を見ると情けない気持ちになります。数字からは逃げられません。入団から4年目の今季までを振り返りました。

 結論から言うと、1年目の2017年は出来過ぎだったんだと思います。141試合に出していただいて、打率2割6分4厘、23盗塁。もともと持っている以上の力が出た。うまくいき過ぎていただけなんだと思います。

 2年目は、1年目の映像を見る機会もありました。なぜ良かったのか、どうしたら戻るのか、考えました。でも、実力以上の結果が出たルーキーイヤーです。ヒントはあっても、根本的な解決にはなりません。

 25日からの巨人3連戦(東京ドーム)ではヒットは5本出ました。今季4号の本塁打もありました。

 でも、何かが良くなったのか、と言えば、口にできるほどの何かがあるわけではありません。25日はバントミスをしています。次に失敗しないように、練習しかありません。

 もうすぐ10月です。夏場を過ぎて、成績を上げている選手は何人もいます。力の違いを見せつけられます。チーム内では大島さんは毎年、コンスタントに高いレベルで成績を残されています。大きなケガをせず、結果を出す。自分の目標とするところです。

 打撃成績が落ち込んでもスタメンで出られているのは、ベンチに我慢していただいている、と分かっています。少しでもチームの勝利につながるパフォーマンスを発揮したいです。

 モチベーションのひとつは来月10日の高木さんの追悼試合です。背番号1の大先輩。選手は全員背番号1の特別ユニホームを着ます。自分にとっては、いつもと同じ背中ですが、重みが違います。大切な日を大切に過ごしたい。そして天国の高木さんに白星を贈りたい。

 29日からは甲子園での阪神3連戦、そして横浜スタジアムでのDeNA3連戦です。2位、3位チームとの戦いです。順位を上げて、Aクラスに入り、追悼試合では堂々と首位・巨人と戦いたいです。