◇22日 第37回マイルCS(G1・阪神・芝1600メートル)

 やれることは全部やった。けれど及ばなかった。坂の半ばまで勝ったグランアレグリアの前で進路を阻んでいたインディチャンプ(牡5歳、栗東・音無)だったが、坂上からのわずか150メートルで外から突き抜けられることまで阻むすべはなかった。猛追するアドマイヤマーズには首差譲らず2着は守った。

 鞍上の福永は「こっちは100%の走りができたと思います。グランアレグリアが図らずも同じポジションにいたので、ブロックしながら、(アクセルを)踏み遅れさせることまではできましたけどね。一枚上だった」と勝ち馬の強さに脱帽した。音無師も同じように「閉じ込めたのに、それでも出てきおったな。着差以上に相手が強くて完敗」と苦笑いだ。

 ここまで5回の休み明けのうち重賞だった4回は連対を外していたが「今までのは距離だったんですかね。今回は調教も動きが良かった」と福永。連覇を逃したが、収穫はあったようだ。