「第32回東京スプリント」(Jpn3・14日・大井・ダート1200メートル)は、単勝1番人気のリュウノユキナがゴール前の接戦を制して優勝。1分11秒5の勝ち時計で重賞初制覇を飾った。柴田善臣騎手(54)はこのレース初優勝、小野次郎調教師(50)は2016年のコーリンベリー以来2度目の優勝。頭差2着に2番人気のサブノジュニア、さらに4分の3馬身差の3着には5番人気のキャンドルグラスが入った。

 JRA現役最年長ジョッキーの好騎乗が光った。「気合が良すぎ、もう少しリラックスしていればもっと強い競馬ができました」と柴田善。それでもハイペース必至を読み、序盤は行きたい馬を行かせて好位でリズム重視の競馬。最後はG1馬サブノジュニアの猛追を懸命にしのぎ、栄光のゴールへと導いた。

 その鞍上の南関東重賞勝ちは、04年ジャパンダートダービーのカフェオリンポス以来。「大井の重賞を勝ち、賞典台に乗ったのはかなり前。覚えていませんでした」と久々の美酒に酔いしれた。一方、3連勝で会心の重賞勝利をもたらしたパートナーに対しては、「まだ強くなる馬」と高評価を与えた。