◇16日 フィギュアスケート世界国別対抗戦第2日 男子フリー(大阪・丸善インテックアリーナ大阪)

 冬季五輪2連覇の羽生結弦(26)=ANA=が10番滑走で登場。今季の自己ベストを更新する193・76点をマークし、フリー2位で今季ラストの国際大会を終えた。

 昨年12月の全日本選手権(長野)や3月の世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)に続いて花をあしらった水色の衣装に身を包んで登場した羽生はフリー曲「天と地と」が奏でる和のメロディーに乗って演技を開始。冒頭の4回転ループをこらえながらもしっかり着氷させた。

 しかし、続く2本目の4回転サルコーがリンクに空いた穴にはまってシングルとなった。ただ、後半の4回転―2回転の連続トーループで3・04点という高い出来栄え点(GOE)を加えるなどしてカバー。最後のジャンプで跳んだトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をしっかり決めると、哀愁を帯びた琵琶の音色ともに「天と地と」のプログラムを締めくくった。

 リンクを下りる際には「ありがとうございました」と言って一礼した羽生はキス・アンド・クライで得点を確認した後、「悔しい気持ちはもちろんありますけど、世界選手権を終えての2週間は普通の生活ではなかったですし、そんな中で『よくやった』と言ってあげたいような内容だった」とコメント。今大会のテーマを「誰かの光になれるように」としていたが、続けて「みんなが光だったなと思います」と振り返った。