全日本柔道連盟(全柔連)は16日にオンラインで都内で理事会を開き、任期満了で退任する男子代表の井上康生監督(43)が、新設のブランディング戦略推進特別委員会の委員長と、強化委員会の副委員長を兼務することが決まった。

 ブランディング委員会では、東京五輪で高まった柔道熱を柔道人口の増加などにつなげる策を検討する。全柔連によると、「井上監督自身が柔道界、ポスト東京五輪をどうもり立てるか問題意識をもっていた」。まずは全柔連が発信する動画コンテンツや国内大会の充実をはかり、柔道の裾野の拡大を目指す。

 井上監督は2016年リオデジャネイロ五輪では金2、東京五輪では金5個をもたらした。今後は柔道界全体の発展に知恵を絞ることになり、「現代社会で柔道がどのような役割を担い、提供できるのか。『する』だけではなく、『見る』『支える』人を増やしていくアクションを実行したい」とコメントした。

 理事会では、金野潤・強化委員長(54)の続投も決まった。