東京五輪でバスケットボール女子代表を史上初の銀メダルに導き、2024年パリ五輪へ向けて今度は男子代表を率いることに決まったトム・ホーバス監督(54)が23日、オンライン会見。「僕が男子の監督になってファンはショックを受けたかもしれないが、100%頑張ります」と熱く語った。

 コートサイドから日本語で女子選手を鼓舞する様子はすっかり全国区になった。五輪後は指導者として複数のオファーがあったようだが、「日本の男子はレベルアップできる。僕のバスケットスタイルにもぴったり」と男子監督への異例の転身に迷いはなかった。

 現在は家族の住む米国へ帰国中。「ルイ(八村塁)とユウタ(渡辺雄太)にはアメリカで会いたい」と今後も代表の核になる2人のNBAプレーヤーとは早速コンタクトを取る考え。「女子選手はテレビで『監督は厳しかった』と言っている。信頼関係があったから厳しいコーチングができた。男子でも早く信頼関係を築きたい」と語った。

 10月中には再来日し、国内のBリーグを視察するなどする。再び家族とは離れるが、「日本はセカンド・ホーム。問題ない」。東京五輪で3戦全敗に終わった男子を、ホーバス流の熱血指導で浮上させる。