ラグビーのリポビタンDツアー2022で欧州遠征中の日本代表(世界ランク10位)は20日、トゥールーズで世界ランク2位のフランス代表と対戦し、17―35(前半3―21)で敗れた。通算成績はフランスの12勝1分。

 試合は開始早々、日本画FW姫野和樹(トヨタ)のビッグゲインで相手ゴール前に攻め込むが得点には至らず。直後に攻め込まれ、7分に先制トライを許すなど、前半は3―21で折り返した。

 リードされた日本は後半に反撃。2分、CTB中野将伍(東京SG)が自陣から豪快に突破すると、相手ゴール前でSH斎藤直人(同)につないでトライ。23分には相手ゴール前のラインアウトからWTBシオサイア・フィフィタ(花園)がトライを返し、2度にわたって11点差まで追い上げた。

 しかし、勝負のラスト10分に試合を支配したのは、テストマッチ12連勝中のフランスだった。後半33分、フランスの代名詞、次々とサポートがわき出る「シャンパンラグビー」がさく裂してFWジェロンシュがトライ。フランスが35―17で日本を下した。

 これでW杯前年のテストマッチは終了。日本は6月に世界ランキングで下位のウルグアイに2勝したものの、上位国には夏にフランスとの2戦、秋にニュージーランド、イングランド、フランスと5戦全敗だった。

 それでもジェイミー・ジョセフヘッドコーチは「先週(イングランド戦)の反省で、強いフランスを相手にプレッシャーをかけることができた。今年はクオリティーの高いチームと多くの試合を経験できた」と前向き。来年のW杯で2試合を行うトゥールーズで試合をできたことも含め、収穫の多さを強調した。