昨年の第29回東京国際映画祭で、東京グランプリを獲得したクリス・クラウス監督の最新作『ブルーム・オブ・イエスタディ』の予告動画が解禁となった。

タブーの扉を開く!?エポック・メイキングな愛の物語

ブルーム・オブ・イエスタディ

時は、現代。ナチスの戦犯を祖父に持ち、家族の罪と向き合うためにホロコーストの研究に人生を捧げる研究者のトト。そして、ナチスの犠牲者となったユダヤ人の祖母を持ち、親族の無念を晴らすために、やはりホロコーストの研究に青春を捧げるインターンのザジ。スタート地点は真逆だが、同じ目標のためにアウシュヴィッツ会議を企画することになった二人。人付き合いが苦手なトトは、フランスからやってきた“今どきの若い女性”のザジに激しく反発するが、彼女の型破りなユーモアにいつの間にか生きる力をもらう。やがて二人は、自分にない何かを求め合うように強く惹かれていく。だが、実は二人の出会いは、偶然ではなかった。ドイツ、ウィーン、ラトビアへと過去を追いかける旅路の途中で、ザジが隠していた“事実”が明かされる――

ブルーム・オブ・イエスタディ サブ1

映画『ブルーム・オブ・イエスタディ』は、『4分間のピアニスト』のクリス・クラウス監督が、自身のルーツから創作した風変わりな愛の物語。監督は、家族にダークな過去があると知り、大変なショックを受けて、自らホロコーストの調査を重ね、その際に加害者と被害者の孫世代が、歴史をジョークにしながら楽しそうに話している姿に触れ、本作のアイデアが浮かんだという。本作は、昨年の第29回東京国際映画祭で東京グランプリも獲得している話題作となっている。

主人公・トトに扮するのは『パーソナル・ショッパー』のラース・アイディンガー。人生につまずきっぱなしの人間味に溢れた男を、情感をこめて演じる。そそいて、ザジに扮するのは、セザール賞に4度ノミネートされ2度の受賞を果たしている、『午後8時の訪問者』のアデル・エネル。

このたび本作の予告動画が解禁となった。

ブルーム・オブ・イエスタディ サブ2

食事中に「あなたといると想像しちゃう。体を」「虐殺の話をしながら誘惑するのか?」という会話を繰り広げる破天荒な展開の中、「前向きになれない」というトトにザジは「なれるわ。生き方を変えれば。」と諭すように語りドイツ、ウィーン、ラトビアへとルーツを探す旅に出る、愛と笑いと勇気で、タブーの扉を開け、明るい未来を感じさせる予告映像となっている。

映画『ブルーム・オブ・イエスタディ』は2017年9月30日(土)より、Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー。

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