現地時間21日、ゾンビパニックが起きた終末世界が舞台の海外ドラマ「ウォーキング・デッド」のパネルディスカッションがアメリカ・サンディエゴで開催中のコミコン・インターナショナルで行われ、先週半ばに撮影中の事故で亡くなったスタントマンのジョン・バーネッカーさんを追悼。前作から雰囲気がガラっと変化したアクション満載の予告編が公開された。

 今回のシーズン8の放送をもって、ついに100話を迎える同作。それだけに今回は、ファンやキャストにとっても特別なパネルになったが、毎年ファンから声援が飛ぶステージへのキャストの呼び込みはなし。静かに全員がステージにそろうと、プロデューサーのスコット・M・ギンプルは「今日このパネルを開催するべきなのか、僕らにもわかりませんでした。でも僕たちはファンのためにここに来ることにしたんです」と明かし、会場は大きな拍手に包まれた。

 ジョンさんは、現地時間12日に地上約7メートルのバルコニーからの転落シーンでマットから離れた場所に落ちて死亡。「24:レガシー」、映画『リンカーン/秘密の書』『LOGAN/ローガン』『ハンガー・ゲーム』シリーズなどでスタントマンとして活躍し、ギンプルは「自分の夢に生き、他者にそれを分け与えることができる人だった」と生前の功績をたたえた。

 その後、ついに新シーズンの予告編が公開。ニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)の恐怖にひたすら耐えるしかなかったニック(アンドリュー・リンカーン)たちが、銃を手に立ち上がる姿が描かれ、これまでのシリーズの静けさがウソのように、アクションが詰め込まれたシリーズになることを予感させた。

 この日はアンドリューとジェフリーのほか、ノーマン・リーダス(ダリル)、ローレン・コーハン(マギー)、チャンドラー・リッグス(カール)、ダナイ・グリラ(ミショーン)、メリッサ・マクブライド(キャロル)、原作者のロバート・カークマン]、製作総指揮のグレッグ・ニコテロほか主要キャスト・スタッフが登壇。ファンからの「コメディーシーンを入れたいと思う?」という質問にリーダスが「俺はずっとミュージカルシーンを渇望しているんだけど」と返せば、ジェフリーは「毎晩ニーガンのためにカラオケパーティーは開かれてるんだけどな。彼は楽しんでるよ」と語るなど、例年の通り笑顔が飛びかう明るい雰囲気の中で、パネルが行われた。(編集部・入倉功一)