先週、初登場で1位スタートを飾った藤原竜也伊藤英明W主演の『22年目の告白−私が殺人犯です−』が、19日に興行通信社が発表した土日2日間(17〜18日)の全国映画動員ランキングで2週連続の首位に輝いた。

 同作の週末成績は動員18万7,000人、興行収入2億6,200万円と落ちの少ない興行を展開。累計動員69万589人、累計興収9億2,649万3,700円となり、早くも興収10億円突破が間近。10〜20代の若年層をメインに老若男女問わず、劇場に足を運んでいる。幅広い客層や、評判の高さなどから、配給元も「興収20億円を視野に入れての興行」としている。

 『呪怨』の清水崇監督が、映画初主演となる滝沢秀明を迎えた『こどもつかい』が4位に初登場。動員12万人、興収1億5,000万円をあげた。10代から20代、30代の男女を中心とした客層が来場したようだ。

 シリーズ累計発行部数790万部を突破した人気ライトノベルの原作者・佐島勤が自ら脚本を手掛けた『劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』が、59館という比較的小規模公開ながら5位に初登場。動員10万7,000人、興収1億6,300万円を記録した。1スクリーンあたりの興収は276万2,362円と、驚くべき数字をあげている。

 先週は3位に後退した『美女と野獣』だが、先週末で動員15万3,000人、興収2億2,000万円をあげ2位に浮上。累計興収114億円を突破し、国内邦洋あわせた歴代興収ランキングで先週の25位から21位にジャンプアップ。どこまで成績を伸ばすのか注目だ。

 『昼顔』はワンランクダウンとなったものの、先週末の成績が動員13万6,000人、興収1億9,400万円を記録。幅広い年齢の女性層に支持を集める同作だけあって平日の興行が強く、週間ランキングでは首位につけている。その結果、累計動員74万201人、累計興収9億8,602万9,000円と早くも興収10億円間近となった。

 ほか新作では『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が手掛けるソードアクション『キング・アーサー』が6位に初登場。動員6万2,304人、興収8,469万3,800円となった。

 今週末は『ハクソー・リッジ』『結婚』『フィフティ・シェイズ・ダーカー』『いつまた、君と 〜何日君再来(ホーリージュンザイライ)〜』『ジーサンズ はじめての強盗』『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第二章 発進篇』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)

【2017年6月17〜18日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(1)『22年目の告白−私が殺人犯です−』:2週目
2(3)『美女と野獣』:9週目
3(2)『昼顔』:2週目
4(初)『こどもつかい』:1週目
5(初)『劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』:1週目
6(初)『キング・アーサー』:1週目
7(5)『花戦さ』:3週目
8(6)『ちょっと今から仕事やめてくる』:4週目
9(4)『LOGAN/ローガン』:3週目
10(8)『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』:10週目