若手俳優の戸塚純貴(25)が、新たな“個性派”として頭角を現し始めている。テレビや映画など、多くの作品に出演しており、顔を見れば誰もが「どこかで見たことある!」となるだろう彼に注目してみたい。

 特撮ドラマ「仮面ライダーウィザード」の奈良瞬平役や、バラエティー番組「痛快TVスカッとジャパン」のダメ彼氏・カズピコ役と言えば、ピンと来る人も多いかもしれない戸塚。ちなみに苗字の読みは「とつか」ではなく「とづか」。過去のインタビューでは「誰かのようにではなく、唯一無二のものを見せられるようになりたい」と俳優としての目標を語っていた。

 その言葉通り、シリアスからコメディーまで演じ分ける変幻自在ぶりは着実に評価されてきている。最近出演したテレビドラマだと「勇者ヨシヒコと導かれし七人」ではかなりドジなダメ忍者、「スーパーサラリーマン左江内氏」では受験に失敗しビルから飛び降りようとする受験生、「侠飯〜おとこめし〜」ではリア充のボンボン、「エンジェル・ハート」では金髪ロングヘアーの女装姿を披露するなど、個性的な役どころに多く挑んでいる。

 特にいま話題なのが、ドラマ「銀魂-ミツバ篇-」で真選組の監察方・山崎退を演じたこと。同作は、小栗旬主演の映画『銀魂』のキャスト&スタッフによるdTVオリジナルドラマ。惜しいことに山崎は映画版には登場しないのだが、そのハンデをものともせず(?)、撮影の裏側などを戸塚自らつづった「山崎退 監察レポート」をドラマ公式Twitterで公開するなど存在感をアピール。

 戸塚演じる山崎は本来、容姿や性格ふくめ地味なことを売りにしたキャラクターなのだが、ドラマが描く「ミツバ篇」では、ひょんなことからアフロヘアーになり、画面に映り込むたびに目立ってしまうという珍事が起こっており、戸塚にとっては“おいしい”展開と言える。同作は、dTVの視聴ランキングにおいて、配信後3日間の視聴数歴代1位を記録。第1話のYouTube再生回数は3日間で200万回を超えるなど配信ドラマとしては異例のヒットを飛ばしており、戸塚のキャリアにも間違いなくプラスに影響するだろう。

 個性派俳優としての今後に期待したいところだが、実は第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでは“理想の恋人賞”を受賞している戸塚。女性ファンをときめかせる素質も十分と思われ、まだ新しい顔を見せてくれるかもしれない。(編集部・小山美咲)