「逃げるは恥だが役に立つ」「あなたのことはそれほど」と好調が続いているTBSの火曜夜10時のドラマ枠の10月クールドラマが、小泉今日子主演の女子刑務所を舞台にしたドラマ「監獄のお姫さま」に決定。宮藤官九郎が脚本を担当する本作で、小泉は不貞を働いた夫を刺した殺人未遂の罪で投獄された女性を演じる。

 小泉の役柄の設定からしてかなり重めの犯罪ドラマのように思われるが、同ドラマは「人はなぜ生きるのか?」「幸せってなんだろう?」という真面目なテーマを面白く・明るく・深く問いかける群像劇になるとのこと。「おばちゃん犯罪エンターテインメント」とも銘打たれており、女子刑務所の中という過酷な状況で仲間の冤罪を晴らすべく復讐に燃え、たくましく生きる女性たちが登場するという。

 小泉がTBSドラマで主演を務めるのは、2001年放送の「恋を何年休んでますか」以来16年ぶり。また宮藤とタッグを組むのは、2013年上期のNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」以来。小泉はこれからの撮影に向けて、「久しぶりの宮藤官九郎さんの脚本です。 脚本通りに演ずれば面白いこと間違い無しだと思ってます。魅力的な役者さんたちとの共演もとても楽しみです」と胸を膨らませている様子を見せていた。

 一方の宮藤は「これまで色んなドラマを作って来ましたが『で、つまるところ俺は何が書きたいんだ』と自問自答しました」とドラマ執筆までの経緯を説明。続けて彼は「結局、おばちゃんのお喋りを書いてる時がいちばん楽しいという結論に至りました。大好きな女優さんの大好きなお芝居が観たい。それがこの『監獄のお姫さま』の核心です」とも明かしていた。

 そして彼らと共にドラマを彩るキャストとして、満島ひかり、菅野美穂、森下愛子、夏帆、坂井真紀が決定し、彼女たちも囚人や看守と女性刑務所の中に登場する。満島は「出演者を聞いてうひゃーとなり、脚本は可笑しくて読み進めるのが大変でした(笑い止まらず)。わたしの中では、癒し系ドラマになる予感です」とすっかり本作の世界観に魅了されている様子を語り、菅野は「宮藤さんとは、脚本では初めてご一緒させて頂くのですが、エスプリと同時に、炸裂感のあるクドカンワールドに自分も参加させて頂けることに、ワクワクしています」とコメント。また菅野は続けて「小泉さんとご一緒できるなんて……やったー!! 本当にウソみたいで、うれしい気持ちでいっぱいです」と喜びいっぱいのコメントを寄せていた。(編集部・井本早紀)