イギリス王室のウィリアム王子が、母であるダイアナ元妃が生きていたとしたら「悪夢のような祖母になっていたでしょう。絶対的な悪夢ですよ」とドキュメンタリー特番「ダイアナ、アワー・マザー:ハー・ライフ・アンド・レガシー(原題) / Diana, Our Mother: Her Life and Legacy」(米HBOで24日に放送)で語ったとアメリカの各メディアが報じた。

 結婚前は幼稚園の先生をしていたダイアナ元妃を「世界で一番の母親」と考えているというウィリアム王子だが、祖母となると話は違うよう。「孫たちを心から愛す一方で、絶対的に悪夢のような祖母になったでしょう」と冗談交じりに語り、「母はしょっちゅう孫たちに会いに来て……きっとお風呂の時間にやって来たりして、泡とお風呂の水をそこら中にまき散らして、それで帰っていくはずです」と愛情たっぷりに続けた。ウィリアム王子には、孫たちの一番の遊び相手となったはずの亡き母の姿がはっきりイメージできるようだ。

 ダイアナ元妃は1997年8月、パリでの交通事故によって36歳の若さで死去。ウィリアム王子はキャサリン妃との間に生まれた子供たち、4歳のジョージ王子と2歳のシャーロット王女を母に見せることはできなかった。それでも家にダイアナ元妃の写真を飾り、子供たちが眠る前には彼女の話をしているそう。「彼らには2人のおばあちゃんがいることを思い出してもらおうとしています。彼らがダイアナ元妃が存在したと知ることは重要なことですから」。

 「わたしはできるかぎり、シャーロットとジョージと一緒に過ごしたいんです。なぜなら幼少期は子供たちにとって極めて重要な時期であり、そうした時期に一緒に過ごすこと、それこそ母がわたしたち(ウィリアム王子とヘンリー王子)にしてくれたことだからです」とダイアナ元妃の存在が、今の父親としての自分を形作っているとも明かした。(朝倉健人)