女優のアンジェリーナ・ジョリーが、2015年にがん予防のために受けた卵巣摘出手術には「スキップして行った」と Vanity Fair のインタビューで明かした。

 祖母や母親など女系家族の多くを若くしてがんで亡くしているアンジーは、2013年に予防的乳房切除手術を受けたことを公表し、大きな話題を呼んだ。彼女のがん抑制遺伝子「BRCA1」には変異があり、乳がんになるリスクが87%、卵巣がんになるリスクが50%と診断されたことがきっかけだった。

 それから2年がたった2015年、監督作『白い帽子の女』を編集しているときに、医師から彼女の血液のある数値に異変が見られ、がんの可能性があるという電話を受けたという。「部屋がグルグル回って見えた。どうして……? って」と大きなショックを受けたが子供たちには知らせず、精密検査を受けて苦しい数日を過ごした後、がんではなかったことがようやくわかった。この事実にひざから崩れ落ちるほどホッとしたアンジーは、すぐに卵巣摘出手術の予約をしたといい、「手術にはこの上なく幸せな気持ちで行ったわ。スキップをしていたくらい。だってそれは単に予防のための手術だったんだもの」と振り返った。

 手術後は、閉経のためすぐに更年期になったと続けたアンジーは、最近は肌が乾燥し、白髪が増えたが、「それが更年期のためなのか、ただ大変な年だったからなのかはわからないけど」と離婚騒動に絡めてジョーク。「実際、今の方が女性であると感じる。なぜなら、わたしは賢い選択をして、家族を第一に考えて、わたしの人生と健康を自らコントロールしているように思うから。それこそ、女性を完璧にするものだと思う」ときっぱり語った。(朝倉健人)