湯浅政明監督が、永井豪の名作漫画をアニメ化する「DEVILMAN crybaby」のメインキャストが発表され、不動明役に内山昂輝、飛鳥了役に村瀬歩が決定したことが明らかになった。2日、都内で行われたNetflixアニメスレート2017で公表された。

 この日、第2弾PV映像と共にお披露目の場に現れた内山は、「不動明と聞いた時に大変驚きまして。というのも僕、オーディションには行ったのですが明役を受けていなくて……」と自身にとっても驚きのキャスティングだったことを告白。内山が受けたのは飛鳥了役のオーディションだったため、オーディション時には明役として声を発したことがなかったという。

 その実情について湯浅監督は、「今回は了メインになるところがある」と言うと、「みんなで話し合った結果、お二人で決戦投票みたいな感じになりました。どちらが了役かなと。どちらもすごくよかったんです。でも人間じゃないような、何かが入っているようなしゃべり方は村瀬さんかなとなりまして。でも内山さんの声も多くて」と製作陣もかなり悩みに悩んだ配役だったことを述懐。

 またその上で、以前湯浅監督のテレビアニメ「ピンポン THE ANIMATION」で感情を表に出さないようなキャラクターを内山が演じていたことを思い返し、「『またか』となると面白くないかなという感じがあったんです。いや、デビルマンやっちゃえば面白いんじゃないの? 内山さんがデビルマン、明がいいんじゃないの? と会議でなったんです」とオファーに至ったことを説明した。

 そして明役となった内山は、本作について「これだけ歴史があって、みんなの知っている原作を湯浅さんがやるというすごく期待されているタイトル」と緊張しながらもアフレコに臨んだそう。しかし収録現場は穏やかな雰囲気で進行しているという。だが配信作品ならではの「あまりにもハード」で「ビックリするような展開や描写」が多いといい、声優陣も内容に驚きながら収録しているのだとか。

 一方で了役となった村瀬は、「明がどんな感じになるんだろうと、アフレコが始まる前から楽しみにしていたので、今は毎回アフレコが楽しくて。伝説的な作品なので、プレッシャーもすごくあったんですけど、始まってみたら監督の作る世界にすごくのめり込んでいるというか、作り手側としても視聴者として観ても面白いなと思っています」と自信をのぞかせていた。(編集部・井本早紀)

「DEVILMAN crybaby」は2018年初春より動画配信サービスNetflixにて全世界同時配信予定