歌手で俳優の福山雅治が中国人俳優チャン・ハンユーとダブル主演を務めたジョン・ウー監督作『追捕 MANHUNT(原題)』(日本公開2018年)が、8月末からイタリアで開催される第74回ベネチア国際映画祭にてワールドプレミア上映されることが明らかになった。現地時間7日、同映画祭が発表した。

 新たに本映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門で公式上映されることになった『追捕 MANHUNT(原題)』は、故・高倉健さん主演映画『君よ憤怒の河を渉れ』(1976)の原作を、『レッドクリフ』『フェイス/オフ』などで知られるウー監督が、再び映画化した超大作。無実の罪を着せられた国際弁護士(チャン)と、彼を追う敏腕警部(福山)がやがて製薬会社の闇に立ち向かうさまを描き出す。

 福山は、『そして父になる』の是枝裕和監督と2度目のタッグを果たした主演作『三度目の殺人』が一足先に本映画祭コンペティション部門に選出されており、主演作2作が公式上映される快挙となった。これにより、日本を代表する俳優として、海外メディアからの注目もより一層高まりそうだ。

 また、本作のほかに、『ある海辺の詩人 -小さなヴェニスで-』などのイタリア人監督アンドレア・セグレの『ロルディネ・デレ・コーゼ(原題) / L'ORDINE DELLE COSE』が特別上映作品、ドキュメンタリー映画『レニグマ・ディ・ジャン・ルーシュ・ア・トリノ − クロナカ・ディ・アン・フィルム・ラテ(原題) / L'ENIGMA DI JEAN ROUCH A TORINO - CRONACA DI UN FILM RATE』がクラシック部門上映作品としてラインナップに加わった。第74回ベネチア国際映画祭は現地時間8月30日から9月9日まで開催。(編集部・石神恵美子)