テレビアニメ「名探偵コナン」「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズなどで知られる声優・高木渉が、『ギルバート・グレイプ』『HACHI 約束の犬』の監督ラッセ・ハルストレムの新作映画で、主人公の“犬の声の吹き替え”を担当することが明らかになった。

 本作は、自分の命を救ってくれた少年イーサンのことが大好きなゴールデン・レトリバーの子犬ベイリーの物語。固い絆で結ばれた1匹と1人だが、犬の寿命は人間よりうんと短い。ついにベイリーが旅立つ日も来てしまうが、ベイリーはイーサンに会いたい一心で何度も生まれ変わり、ジャーマン・シェパード、コーギー、セント・バーナードとオーストラリアン・シェパードのミックスと4度の“犬生”を生きることになる。そしてようやくイーサンとの再会を果たしたベイリーは、自ら与えられた重要な使命に気付く。

 高木は、犬・ベイリーの声の吹き替えを担当。主人に会いたい一心で転生するベイリーのひたむきな気持ちが、モノローグとして語られていく。高木は「人間と犬がパートナーとなって今を生きている様を観ていると、やっぱり縁ってあるんだなぁ〜って思います」と述べると、「誰かと会話をするというのではなく心の声(本心)なので、気持ちをそのままストレートに乗せました」とコメント。また「そこで人間の立場から思うことと犬の立場から思うことの『ズレ』が絶妙に相まって面白くなれば良いなぁと。それと、自分の命を救ってくれたイーサンに対する一途な愛をもって演じました」と役柄に込めた思いについて話していた。

 本作ではそのほか、K・J・アパ演じる10代のイーサンの声を人気ゲーム「アイドルマスター SideM」などの声優・梅原裕一郎、ブリット・ロバートソン演じるイーサンの初恋の人ハンナの10代の時の声を映画『夜は短し歩けよ乙女』などの声優・花澤香菜、デニス・クエイド演じる成人した大人のイーサンの声を人気ゲーム「メタルギア」シリーズなどで親しまれている声優の大塚明夫が務める。

 その中でも大塚は、「もともと犬が好きなのですが、飼う機会が無くて……」と告白すると、アフレコ収録を振り返り「(作品を観て)泣くもんかと思っていても泣いてしまいました。仕事なんだからと思っていても涙してしまいました」と明かしていた。(編集部・井本早紀)

映画『僕のワンダフル・ライフ』は9月29日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国で公開