先週末(8月11日〜8月13日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、大ヒットホラー映画『死霊館』シリーズ最新作『アナベル 死霊人形の誕生』が興行収入3,500万6,404ドル(約38億5,070万4,440円)で初登場1位に輝いた。公開4週目の『ダンケルク』が興収1,088万4,117ドル(約11億9,725万2,870円)で2位に続き、米ワーナー・ブラザースにとって素晴らしい週末となった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

 『アナベル 死霊人形の誕生』は、『死霊館』『アナベル 死霊館の人形』『死霊館 エンフィールド事件』に続くシリーズ第4弾にして、呪われたアナベル人形の起源に迫る作品。その質の高さで安定した人気を誇るシリーズだけに、本作もすでに製作費1,500万ドル(約16億5,000万円)の軽く2倍を稼ぎ出している。監督は長編デビュー作『ライト/オフ』で脚光を浴びたデヴィッド・F・サンドバーグで、彼はワーナーのDC映画『シャザム(原題) / Shazam』の監督候補にも名前が挙がっている。今回の成功が後押しになりそうだ。

 オープン・ロード・フィルムズのCGアニメーション映画『ザ・ナッツ・ジョブ2:ナッティ・バイ・ネイチャー(原題)/ The Nut Job 2: Nutty by Nature』は4,003館と大きく公開されたものの、興収834万2,311ドル(約9億1,765万4,210円)しか上げられず3位デビューと大苦戦(【参考】『アナベル 死霊人形の誕生』は3,502館、『ダンケルク』は3,762館での上映)。リスとネズミのコンビの成長を描いた『ナッツジョブ サーリー&バディのピーナッツ大作戦!』(2014)の続編だ。

 9位には、ブリー・ラーソンとデスティン・ダニエル・クレットン監督という『ショート・ターム』のコンビが再タッグを組んだドラマ『ザ・グラス・キャッスル(原題) / The Glass Castle』が興収467万8,548ドル(約5億1,464万280円)で初登場。ほとんど育児をしない両親と暮らした自らの貧しい幼少期について記したジャネット・ウォールズのノンフィクション「ガラスの城の子どもたち」が原作で、主人公ジャネット(ブリー)の両親役はウディ・ハレルソンとナオミ・ワッツが務めた。

 このほか公開11週目のDC映画『ワンダーウーマン』の累計興収が4億ドル(約440億円)の大台を突破し、公開7週目のエドガー・ライト監督作『ベイビー・ドライバー』の累計興収が1億ドル(約110億円)を超える大ヒットとなっている。

 今週末は、チャニング・テイタム、アダム・ドライヴァー、ダニエル・クレイグら豪華キャストが集結するスティーヴン・ソダーバーグ監督作『ローガン・ラッキー(原題) / Logan Lucky』と、ライアン・レイノルズ&サミュエル・L・ジャクソン共演作『ヒットマンズ・ボディガード』というアクションコメディー2作などが公開される。(編集部・市川遥)

8月11日〜8月13日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『アナベル 死霊人形の誕生』
2(2)『ダンケルク』
3(初)『ザ・ナッツ・ジョブ2:ナッティ・バイ・ネイチャー(原題)/ The Nut Job 2: Nutty by Nature』
4(1)『ザ・ダーク・タワー(原題) / The Dark Tower』
5(4)『ガールズ・トリップ(原題) / Girls Trip』
6(3)『ジ・エモジ・ムービー(原題) / The Emoji Movie』
7(6)『スパイダーマン:ホームカミング』
8(5)『キッドナップ(原題) / Kidnap』
9(初)『ザ・グラス・キャッスル(原題) / The Glass Castle』
10(7)『アトミック・ブロンド』