「東野圭吾史上、最も泣ける感動作」との呼び声高いベストセラー小説を映画化した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が、25日に興行通信社が発表した土日2日間(23〜24日)の全国映画動員ランキングで初登場ナンバーワンを飾った。

 動員16万7,787人、興収2億986万8,700円を記録するヒットスタートとなった本作。公開初日は朝一番の回から、都市部だけでなく全国的に幅広い層が来場した。客層の男女比は3対7。世代を問わず多くの女性客を集客しており、今後のレディースデイでの稼働も期待できる。

 人気アイドルグループ乃木坂46のメンバー西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花らがなぎなたに打ち込む女子高校生を演じた『あさひなぐ』が2位に初登場。22日公開の同作はスクリーン数145館と『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の342館の半分以下でありながら乃木坂ファンに加えて若年層にも訴求しており、土日2日間で動員9万4,000人、興収1億2,600万円に達した。

 『96時間』『ワイルド・スピード』シリーズの製作陣が再集結し、クリント・イーストウッドの息子スコット・イーストウッドが出演するクライム・アクション『スクランブル』が10位にランクイン。動員3万2,483人、興収4,426万6,500円を記録した。カーアクションということもあり、観客の7割が男性客。30〜50代を中心に集客した。

 既公開作品では公開3週目の『ダンケルク』がベストテン圏内をキープ。累計動員84万3,517人、累計興収12億360万9,200円。同じく公開3週目の『三度目の殺人』は累計動員81万9,922人、累計興収10億2,703万5,800円となり、興収10億円を突破。6位の『関ヶ原』は累計動員168万2,762人、累計興収20億6,463万300円となり、興収20億円を突破している。

 今週末は『亜人』『レゴ (R) ニンジャゴー ザ・ムービー』『ラスト・クライム 華麗なる復讐』『ハイキュー!! コンセプトの戦い』『パーフェクト・レボリューション』『ドリーム』『僕のワンダフル・ライフ』『AMY SAID エイミー・セッド』『劇場版 響け!ユーフォニアム〜届けたいメロディ〜』『ブルーム・オブ・イエスタディ』『エタニティ 永遠の花たちへ』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)

【2017年9月23〜24日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位

1(初)『ナミヤ雑貨店の奇蹟』:1週目
2(初)『あさひなぐ』:1週目
3(2)『ダンケルク』:3週目
4(3)『三度目の殺人』:3週目
5(1)『エイリアン:コヴェナント』:2週目
6(4)『関ヶ原』:5週目
7(5)『怪盗グルーのミニオン大脱走』:10週目
8(初)『ユリゴコロ』:1週目
9(6)『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』:2週目
10(初)『スクランブル』:1週目