伝説的ロックバンド・クイーンのフレディ・マーキュリーを描く伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ(原題) / Bohemian Rhapsody』の新監督に、『イーグル・ジャンプ』『サンシャイン/歌声が響く街』のデクスター・フレッチャーが決まった。Deadlineなどが報じた。

 これまでメガホンを取っていたブライアン・シンガー監督(『X-MEN』シリーズ)は、感謝祭の休暇後にロンドンの撮影現場に来なくなったとしてクビに。主演のラミ・マレックとの確執も伝えられたが、シンガー監督はこれを否定。深刻な健康の問題を抱える親に付き添うために休暇をもらってアメリカに戻りたいと頼んだものの、米20世紀フォックスに拒否され、あげくの果てにクビにされたと逆に同社を批判していた。

 撮影はあと2週間ほど残っており、そこで抜てきされたのがフレッチャー監督だ。その後、追加撮影を行う可能性もあるが、すでに大半が撮影されているということで、どちらの名前が監督としてクレジットされるのかは不明。フォックスはフレッチャー監督にらつ腕を振るってもらい、予定通り2018年12月25日に全米公開したいと考えているという。ちなみに、フレッチャー監督はそもそもこのプロジェクトに参加していたものの(主演にベン・ウィショーを予定していた頃)、2014年にクリエイティブ面での相違が原因で降板していた。

 「相違」が解消されているのか心配なところだが、フレッチャー監督はエルトン・ジョンの伝記ミュージカル『ロケット・マン(原題) / Rocket Man』(タロン・エガートン主演)のメガホンを取ることも決まっており、いい肩慣らしにはなるかもしれない。(編集部・市川遥)