HBOドキュメンタリーの社長シーラ・ネヴィンスが、2018年初期に社長の座を退くことが決定したとDeadlineなどが報じた。

 ネヴィンスは1979年から米ケーブルチャンネルHBOドキュメンタリー部門のプログラムに携わり、その後2004年からHBOドキュメンタリー・フィルムズの社長を務めている。彼女がこれまでに関わったドキュメンタリーは1,000作品以上にものぼり、エミー賞アカデミー賞に多数ノミネート・受賞しており、エンターテインメント業界の女性経営者としてはパイオニア的な存在として長年社長の座に君臨し、38年目となる来年にHBOを離れることになる。

 今回の決定について会長兼CEOのリチャード・プレプラーは「伝説という言葉は、われわれのエンターテインメント業界では決まり文句のように使われるが、シーラの場合はそれが当てはまる。彼女は、素晴らしいHBOの成功に必要不可欠な存在だった。彼女がドキュメンタリーの分野だけでなく、多くの大衆文化に影響を与えてきたことは、素晴らしいとしか言いようがない。彼女はこのエンターテインメント業界で、誰にも劣らぬほどの素晴らしい非凡なチームを結成した。彼女に寂しくなると言うのは不十分だが、彼女が(社長の座を退くものの)これからも多くのHBOのドキュメンタリー・プロジェクトで、さまざまな芸術の仕事に携わってくれることに興奮している」とコメントを残した。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)