特撮ドラマ「仮面ライダーキバ」に出演した武田航平が、放送中のシリーズ最新作「仮面ライダービルド」で、猿渡一海/仮面ライダーグリス役を務めることが発表された。来年1月7日放送の第17話より本格登場する。

 「仮面ライダービルド」は、東都、西都、北都の三つに分断された日本列島が舞台。東都に住む主人公の物理学者・桐生戦兎/仮面ライダービルド(犬飼貴丈)や、元格闘家の万丈龍我/仮面ライダークローズ(赤楚衛二)の戦いを描く。

 武田演じる猿渡一海/仮面ライダーグリスは、東都に宣戦布告した北都から送り込まれる秘密兵器。一海は、北都首相の一般市民をも攻撃目標とするやり方に不満を口にしながら、戦兎、龍我の前で仮面ライダーグリスに変身。段違いのパワーでビルドとクローズを圧倒する。

 約10年前に放送された「仮面ライダーキバ」で、主人公の紅渡(瀬戸康史)の父親・紅音也役を務めた武田。当時も仮面ライダーへの変身は経験しているものの、武田にとって自分専用の変身ベルトとアイテムで変身するのは、今回が初めて。

 また、仮面ライダーグリスは公開中の劇場版『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』に、テレビ放送に先がけて登場。エンドロールでも明かされなかったキャストがいったい誰なのか、ファンは注目していた。(編集部・小山美咲)

<武田航平コメント>

すべての人々の永遠のヒーローであり、憧れである仮面ライダーに再び変身できる。オファーをいただいたときは、とても光栄なことと心より嬉しく思いました。と同時に「キバ」からもう10年か、と時の流れの早さに驚きました。撮影現場に入った時は「戻ってきたな」という感じで感慨深かったです。顔見知りのスタッフさんもたくさんいたので安心しました。実家に戻ってきたような感じですね。
演じる猿渡一海には人間の厚みを感じます。多くは語らず、本心をあらわにすることもありませんが、その佇まいとは裏腹に故郷や家族、仲間を愛し、その全てを背負っています。自我や煩悩を押し殺す姿にはグッときますね。同性にも愛される存在ではないでしょうか。変身した後に感情をむき出しにして戦う姿が見られますが、暴走ではなく“背負っているものがあるが故の咆哮”だと思うんです。わかりやすくいえば、10年前に出会ったどこぞの「1000年に1人の天才」とは真逆(笑)。ただ愛が深いところは似ていますね。
変身ポーズは龍我のポーズに似ないように……と思いながら、ライダーらしい要素を入れることも忘れませんでした。変身ポーズは緊張します(笑)。ここだけの話、よく家でも練習しています(笑)。やはり変身ポーズをできるというのはいくつになっても格別の経験ですね。
グリスのデザインはカッコ良すぎます! ロボットベースにクリアブラックの仮面、赤く光る目。そしてゴールドカラー。ライダーの最終フォームに用いることが多いゴールドを身にまとうのはプレッシャーでもあり、高揚感もありますね。変身後のグリスのスピーディーでキレのあるアクションにも注目してください。
犬飼君、赤楚君は“後輩ライダー”ではありますが、先輩として言えることなどありません(笑)。一つ言えるとしたら「2人同時に愛してやる」ということですか……。あれ? またどこかで聞いたような言葉が(笑)。
一海の様々なモノやコトを背負う姿を見てほしい。見た目とは違い、昔ながらの日本男児的なところに注目していただきたいです。ぜひ応援してください!