[バンコク 17日 ロイター] - タイの首都バンコクで、人間の虐待で前脚を失った犬が、パラリンピックに出場するランナーのような義足を付けてもらい、再び自由に走り回ることが出来るようになった。

 この犬「コーラ」は約1年前、靴を噛んだとして逆上した近所の住民に攻撃され、前脚を刃物で切断されてしまった。

 しかし、プーケットにある動物愛護団体「ソイドッグ基金」が整形外科医に依頼し、高度な技術を利用した特注のカーボン・ファイバー製の競技用義足をコーラに付けてもらった。

 同基金のジョン・ダリー氏は、コーラは再び人間を信用する準備ができたと話した。

 2003年に設立された同基金は、動物虐待や犬肉売買を阻止する活動を行っており、18万匹以上の動物に避妊・去勢手術を行い、昨年だけで3,500匹以上の病気やケガで傷ついた動物の治療にあたった。