DCの人気ヒーロー映画『ワンダーウーマン』の続編『ワンダーウーマン 1984(原題) / Wonder Woman 1984』のパネルディスカッションが、現地時間20日にアメリカ・サンディエゴで開催中のコミコン・インターナショナル内で行われ、主演のガル・ガドット、クリス・パイン、パティ・ジェンキンス監督が出席した。

 1作目の舞台となった第1次世界大戦最中の1910年代から、1984年へと一気に時代が進む本作。自ら「80年代に育った人間」と語るジェンキンス監督は、「この時代がエキサイティングだと考えたのは、80年代のスタイルが面白いから、というだけではなく、わたしたちの歴史において、最高であり最低な時期でもあったと思うからなんです」と時代設定の理由を語る。

 「あの頃は、素晴らしい音楽や優雅で美しい物があふれていた。その一方で、私たちの醜い面も漏れ出していた。そんな極端な時代にワンダーウーマンがいれば、素晴らしいことになると思ったんです」

 本作には、前作で戦闘機パイロットのスティーブ・トレバーを演じたクリスが再び出演。ワンダーウーマンではない普通の人間のはずのトレバーが、なぜ見た目も変わらないまま続編に登場するのか? ファンの疑問に答えるように、ジェンキンス監督は「皆さんに、映画で確認してもらえるのをすごく楽しみにしています。この映画の重要なポイントになるんです」とだけ明かした。

 映画は撮影がスタートして3週間ほどだが、この日は、未完成ながら本編映像の一部を公開。80年代のショッピングモールで、ワンダーウーマンが二人の強盗から女の子を助けるシーンで、アクションはもちろん、1作目にも残っていた暗さや重い雰囲気は全くなく、時代の空気を反映したような明るい映像になっていたのが印象的だ。

 そんな本作について主演のガルは、「私たちにこの映画を、続編ではない、独自のストーリーをもった別の全く新しい物語だと捉えていました。越えるべきハードルは高かったけれど、全員が毎日セットに来てベストを尽くしたんです」と語った。映画『ワンダーウーマン 1984(原題)』は2019年11月1日全米公開予定。(編集部・入倉功一)