欅坂46の平手友梨奈が映画初主演を果たした『響 -HIBIKI-』の初日舞台あいさつが14日、都内で行われた。共演者の北川景子が平手の演技を絶賛するなかで「ずっと見守ってきたので感極まっちゃいました」と目頭を押さえると、その姿に平手も感激した様子を見せていた。

 マンガ大賞2017の大賞を受賞した柳本光晴の「響〜小説家になる方法〜」を『君の膵臓をたべたい』などの月川翔監督が実写映画化した本作。突如として文壇に現れた15歳の天才女子高生小説家・鮎喰響(平手)が、さまざまな人たちに影響を与えるさまを描き出す。この日は、共演者のアヤカ・ウィルソン、高嶋政伸、北村有起哉、板垣瑞生、月川監督も登壇した。

 初主演を務めあげた平手は「まだ実感がなくて……。この日を迎えられて嬉しく思います」と感慨深げな表情を見せた。響の才能を見出す若手女性編集者を演じた北川は、撮影を通じて平手とすっかり仲良くなったことを紹介して「毎日連絡をとっています。特別な話をしているわけではないんですけど、何を食べたとか食べ物の話が多いですね。お弁当の写真とかを送り合いました」と嬉しそうに話していた。

 続いて、映画のタイトルに絡めて「最近響いたこと」をテーマにトークを展開。北川は再び平手とのエピソードをあげて「一緒に取材を受けていたときに、私が『平手さんにとって初めての映画だし、また映画に戻ってきたいと思ってもらえるように』と言ったら、ひーちゃん(平手)が『いい思い出でした』って言ってくれて、泣きそうになりました」としみじみ。平手も「本当にいい思い出になったし、(担当編集者役が)北川さんで良かった」と北川に笑顔を向けた。

 また、原作者の柳本からの手紙がサプライズで読み上げられる一幕も。「平手さんの演じる響は、本当にカッコよく可愛かった。響の持つ才能だけでなく女の子としての可愛さも表現してもらった。平手さんありがとうございました」と絶賛の内容に、北川も「(平手は)表現力のある人でクリエイティブな精神を持った人」と表現して称えると、思わず涙も見せて「ずっと見守ってきたので感極まっちゃいました」と目頭を押さえた。平手も北川の言葉に感激の表情で「本当にいい出会いをさせてもらえた。私はこの映画で響の生きざまがみなさんに届いたらいいなと思っています」と感謝の気持ちを語っていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『響 -HIBIKI-』は全国公開中