NHK連続テレビ小説「なつぞら」で、ヒロインを演じる広瀬すずとクラスメイト役の富田望生が息ぴったりの演技を披露している。

 4月1日にスタートした「なつぞら」。父の戦友に引き取られて北海道十勝で酪農を手伝いながらたくましく育った戦災孤児の奥原なつ(広瀬)が、やがて草創期のアニメーションの世界へと飛び込んでいく姿を描き出す。第3週の「なつよ、これが青春だ」では、牧場を手伝いながら十勝農業高校に通うなつの生き生きとした姿が描かれている。富田が演じているのは、なつとともに女子学生が少ない農業高校に通うクラスメイト・居村良子。

 富田ふんする良子は、しっかり者のなつとは対照的なのんびり屋な性格の持ち主。男子ばかりの農業高校のなかで心を通わせる2人の様子に、視聴者からは熱視線が注がれている。逆子で生まれた仔牛を人工呼吸で救ったなつがクラスのみんなの前で、良子を“仔牛役”に見立てて再現したり、いたずらっぽい表情のなつが授業中に寝ている良子をつついて起こしたりするなど、微笑ましい一幕も。

 18日放送の16話では、演劇部の顧問である倉田先生(柄本佑)から思いがけない提案をされたなつ。今後は、なつと一緒に演劇部へと入部することになる良子だが、これからの2人のコンビネーションや掛け合いにも期待が高まるところ。

 そんな広瀬と富田は、映画『チア☆ダン 〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』(2017)、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(2018)に続いて、今回が3度目の共演となる。女性たちの絆を描いた過去2作とは異なる、新たな関係性を物語のなかで見ることができそうだ。

 2000年生まれ、現在19歳の富田は、映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』(2015)で女優デビュー。ドラマ「今日から俺は!!」「3年A組−今から皆さんは、人質です−」などの話題作に出演し、高い演技力が注目を浴びた。(編集部・大内啓輔)