『極限芸術 〜死刑囚は描く〜』展が7月29日から東京・渋谷のアツコバルー arts drinks talkで開催される。

同展では、「死刑廃止のための大道寺幸子・赤堀政夫基金」が2005年から公募で集めた死刑囚による作品群から選出した作品を展示。手紙を書くための文房具で描いた作品などを展示する。

出展予定作家には、和歌山毒物カレー事件の林眞須美死刑囚、大牟田4人殺害事件の井上孝紘死刑囚、2012年に死刑が執行された宮崎連続強盗殺人事件の松田康敏、再審請求運動が行なわれている松本健次死刑囚らが名を連ねる。

会期中には都築響一と櫛野展正(クシノテラス)によるトークイベントを開催。櫛野展正は広島・福山の鞆の津ミュージアム、クシノテラスで『極限芸術 〜死刑囚は描く〜』展を開催したキュレーターで、今回のアツコバルー arts drinks talkでの展覧会開催のきっかけを与えたという。詳細はアツコバルー arts drinks talkのオフィシャルサイトで確認しよう。

「死刑廃止のための大道寺幸子・赤堀政夫基金」は多くの死刑囚や獄中者に面会し、「生きて償う」ことを共に模索した大道寺幸子と、冤罪事件の元死刑囚・赤堀政夫による基金。「死刑制度の廃止」「死刑囚の人権」といった大道寺幸子の遺志をもとに、死刑囚の再審請求などへの補助金、死刑囚の表現を発表する展覧会、優秀作品の表彰のために使われている。