VWグループとの協力関係によって誕生した、ポルシェの名を冠した初めてのフロントエンジンモデルとしてポルシェ924は誕生した。

VWポルシェ914がフェードアウトしてから空席になっていた、安価な価格帯のポルシェとして登場した。もともとポルシェがVWのために設計したものをポルシェ自身が製品化した。アウディ製の1984㏄ 水冷直列4気筒SOHCエンジンを搭載し、前後軸の重量配分を均等化するためにギアボックスをトランスアクスルに配置、ポルシェの名に相応しい優れたハンドリングを得た。

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1979年にはターボを備えて170bhpを発揮するエンジンを搭載した924Sを派生した。1981年にはFIAのグループ4に属するレースモデルの924カレラGTが造られた。これは現在ではコレクターズ・アイテムとなっている。

オークションにも頻繁に出品されるようになっているが、来週開催のオークションに出品される一台の1980年 ポルシェ924は推定落札価格約6万円〜12万円となっている。その理由は、見ての通りホコリを被っているためだ。

1980年7月29日にフランスで登録されたこと、走行距離は6万2260kmであること以外の情報は出ていない。フルレストアを施すか、パーツ取り車とするか、というようにオークションサイトでは記されている。埃はかぶっているが、朽ち果てているわけではないためインテリアも少し整えれば綺麗になるだろう

トランスアクスルモデルの人気が高まる中で、レストアするための924を探している人にとっては、最適な一台であることは間違いない。