■ドイツ本国のイヤーチェンジに伴いエクステリアもリフレッシュ

2021年9月6日、ドイツ本国でBMW X3・X4がイヤーチェンジを受けています。これに伴いアルピナは、「BMW ALPINA XD3」「XD4」のアップデートを実施しました。

BMW ALPINA XD4
新型「BMW ALPINA XD4」のエクステリア

最新のBMW ALPINA XD4の日本導入は2022年上旬の予定で、BMW ALPINA XD4(左ハンドル)の価格は、1398万円と発表されています。

BMW ALPINA XD4
新型「BMW ALPINA XD4」のリヤビュー

2021年9月現在、日本導入モデルは左ハンドル仕様のみ。新型BMW ALPINA XD4は、アルピナが手掛けるディーゼル技術の集大成と位置づけています。「BMW X7 M50d」などに搭載されているクアッドターボ付きの直列6気筒ディーゼルエンジン(B57D30S0)を「X4 M40d」に搭載。

BMW ALPINA XD4
クアッドターボが搭載された3.0L直列6気筒ディーゼルエンジン

クアッドターボが搭載された3.0Lの直列6気筒ディーゼルエンジンは、5kW(6PS)アップの最高出力290kW(394PS)を達成し、1750-3000rpmの幅広い回転域において30Nmアップの800Nmという分厚い最大トルクを発揮します。

トルクフルな同ディーゼルエンジンは、低燃費性能も兼ね備えていて、 WLTPモード燃費は11.6km/L、CO2排出量は224g/kmとアナウンスされています。

新型「BMW ALPINA XD4」は、0-100km/h加速を4.6秒でクリアし、巡航最高速度は268km/hに達します。組み合わされるトランスミッションは、この強大なトルクに耐えられる特別設計のZF社製8速スポーツAT(8HP75世代)。アルピナ伝統の「アルピナ・スウィッチ・トロニック・シフトボタン」、もしくはオプションのアルミニウム削り出しの「アルピナ・スウィッチ・トロニック・シフト・パドル」によりマニュアル感覚のシフトチェンジも可能です。

BMW ALPINA XD4
「BMW ALPINA XD4」の走行シーン

BMW ALPINA XD4
アルピナお馴染みの20インチ「アルピナ・クラシック・ホイール」

また、改良が施された可変スポーツステアリングにより、さらに応答性の高いシャープなハンドリングを実現するそう。「パフォーマンス・コントロール」の採用により、コーナリング性能も大幅に向上したとしています。

可変式ダンパーコントロールにも手が入れられていて「コンフォート・プラス」から「スポーツ・プラス」まで多様なドライビングモードにおいて、アルピナ独自の走りを提供。また、短く、より硬いスプリングの採用により、低重心化とエアロダイナミクスの最適化も図られています。

従来モデルと同様、ロック付センターホイールカバーを備えた、アルピナお馴染みの20インチ「アルピナ・クラシック・ホイール」が選択されています。タイヤは、アルピナとピレリが開発した高性能タイヤの「Pirelli P Zero ALP」が組み合わされています。

BMW ALPINA XD4
「BMW ALPINA XD4」のインパネ

また、今回のアップデートによりブレーキシステムにも改良が施されています。より高性能なブレーキパッドを採用。従来モデルで人気だったオプション装備の軽量ドリルド・ローターが新型モデルにも設定されます。フロント395mm径、リヤ398mm径の軽量ドリルド・ローターを選択することで、よりダイレクトなペダルフィードバックと、優れた耐フェード 性能を得ることができます。

エクステリアもリフレッシュされています。ベース車と同様に、新設計されたライトまわりのデザインのほか、前後にアルピナの手によるエアロパーツが採用され、よりモダンで、より力強い印象になっています。

BMW ALPINA XD4
サイドシルにアルピナのプレートが備わる

機能面では「BMWパーキング・アシスタント」、自動防眩機能付ドアミラーなどが標準装備されています。 なお、同エンジンが搭載されたモデルは、BMWの日本仕様に設定されていません。日本では「BMW ALPINA XD4のみ(2021年9月現在)」で、今回の改良前の現行モデルは、累計34台がデリバリーされたそうです(2021年9月現在)。

(塚田 勝弘)