日本ではセダンの注目度が年々下がっているいま、デザインの好き嫌いは千差万別なのは当然として、新型トヨタ・カムリの注目度は高いようです。

「フルTNGA」、「A25A-FXS」型の2.5L「ダイナミックフォースエンジン」を搭載した第4世代の「THSⅡ」などをはじめ、多彩な新技術が満載されているのも注目の的である理由かもしれません。

新型カムリを走らせるとまず驚くのは乗り心地の良さ。重いバッテリーを積む重心の低さを感じさせながらも低速域での微振動、フルバンプに近いような大きな凹凸を乗り越えた際でも衝撃が素早く減衰されるような乗り心地になっています。

ハッチバックのプリウスと比べるとボディの剛性感が高いこともあって、振動の抑制や静粛性も高く、NVH性能は高級セダンそのものというレベルにまで引き上げられています。

新車装着されるタイヤは、215/55R17 94Vサイズが「MICHELIN Primacy 3(ミシュラン・プライマシー3)」。「ミシュラン・プライマシー3」は、快適性と高速安定性を融合した乗用車用アクティブコンフォートタイヤを謳っています。

「スタビリ-コンタクト」、「スタビリ-ブロック」、「スタビリ-ミックス」という3つのテクノロジー(技術)という技術を駆使し、高速走行時の突き上げなどを素早く吸収し、疲れにくく、より安定した乗り心地を実現したとしています。また、ラベリング制度は転がり抵抗A、ウェットグリップ性能bを実現し、もちろん低燃費タイヤでもあります。

一方、205/65R16 95H、235/45R18 94Wサイズはブリヂストンの「TURANZA(トランザ)」を新車装着されています。

今回装着される「TURANZA T005A」は、新型カムリの開発の狙いである「意のままの走りや上質な乗り心地」、「高い安全性や環境性能」の実現に重要な役割を果たしているとブリヂストンは胸を張っています。

なお、プレス向け試乗会では、ミシュランの「プライマシー3(215/55R17 94Vサイズ)」、ブリヂストンの「トランザ(235/45R18 94W)」に試乗する機会がありました。18インチの方が低速域で若干硬さを感じさせるシーンも散見されたものの、両者に大きな差はあまりない印象で、総じて乗り心地は良好といえます。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久、ミシュラン、ブリヂストン)