アウディのフル参戦、BMWの参戦表明に続き、ポルシェも2019年よりフォーミュラEに参戦すると発表しました。

現在はアウディ、ジャガー、ルノー、DS Automobilesなどの自動車メーカーも参戦していますが、アウディは2017年12月から始まる2017-2018年シーズンでフルワークスとして参戦し、BMWは2018-2019年シーズンからアンドレッティに新開発のパワートレーンを提供すると発表しています。

 

ポルシェは、フォーミュラE参戦に伴い、FIA 世界耐久選手権(WEC)の「LMP1」カテゴリーからは2017年末をもって撤退すると表明。ポルシェは911 RSRによるGTカテゴリーに注力し、ル・マン24時間およびWECとアメリカのIMSAウェザーテックスポーツカーチャンピオンシップ、そのほかの耐久レースにおけるGTカテゴリーへの参戦は継続するそう。

ポルシェは、LMP1チーム全体を保持し、継続参戦するカテゴリーとフォーミュラEへ集中的な準備を行うため、様々な分野における研究開発について検証する予定としています。

フォーミュラEは、F3程度のマシンと言われてきましたが、これだけ自動車メーカーが参戦していると、EV開発のステージとして活用しようという意図が透けて見えます。

EVに注力している日産もかねてからルノーから引き継いでフォーミュラEに参戦するという噂も持ち上がっていますし、F1で苦戦しているホンダもフォーミュラEに参戦するという噂もあります。

欧州各国がガソリンエンジン車(ディーゼルエンジン)販売禁止に動く中、EVの開発競争は急速に激化するはず。他社よりも競争力を高めるため、走る実験室としてフォーミュラEのプレゼンスが高まるのは間違いなさそうです。

(塚田勝弘)