2017年7月にフルモデルチェンジしたスズキのスイフトスポーツには、歴代初となる1.4リットルのターボエンジンが搭載されました。

スイフトスポーツは2003年に登場した初代が1.5リットル自然吸気、2005年の2代目、20011年の3代目には1.6リットルの自然吸気エンジンが搭載されていました。シリーズのなかで初めて搭載される1.4リットルのターボエンジンは従来の自然吸気エンジンよりもロングストロークタイプで、しっかりとトルクを発生させるタイプのディメンションを持っています。

燃料噴射はマニホールド噴射ではなく筒内直接噴射としています。より細かい燃焼制御を可能にするため、インジェクターは7ホール式を採用。ターボの過給圧制御は排ガスを制御するウエイストゲート方式。アイドリング状態からウエイストゲートが閉じている制御方法なので、低速からしっかりと過給が効き高トルクを発生します。

ミッションは6速のマニュアルミッションで、同じく6速のATが用意されます。先代モデルもMTは6速でしたが、4代目用はギヤ比が見直され、よりクローズドレシオとなりシフトアップ時の回転ダウンを抑えた仕様となっています。ATは先代がCVTであったのに対し、コンベンショナルな6速ATを採用しました。

4代目スイフトスポーツのパワートレインは一新され、現代的なコンパクトカーらしいものになったといえます。

(文:諸星陽一/写真:小林 和久)