■フロントマスクなどをリフレッシュし、最新世代の「i-Cockpit」を搭載

プジョー3008
マイナーチェンジを受けた新型プジョー3008

2020年9月1日、プジョーは本国でプジョー3008のマイナーチェンジモデルを公開しました。

2016年に発売されて以来80万台以上を生産し、コンパクトSUV市場を牽引してきたモデルです。ヨーロッパ以外の地域でも優れた販売実績を上げ、「Car Of The Year 2017 アワード」も受賞しています。

プジョー 3008
本国などでは新しい「ブラックパック」オプションなども設定されるそう

新しいエクステリアデザインで目を惹くのは、刷新されたフロントエンドをはじめ、新しいフルLEDテールランプ、新ボディカラー、新しい「ブラックパック」オプションなど、新しいデザイン、カラーが与えられています。

新型プジョー3008には、プラグインハイブリッド(充電可能なハイブリッド)、2WDまたは4WD、ガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンが用意され、いずれもドライビングプレジャーと効率性を兼ね備えたとしています。

■プラグインハイブリッド専用の走行モードを用意

プジョー 3008
新型プジョー3008のインテリア

インテリアでのトピックスは、最新世代ディスプレイヘッドセットと10インチの高精細タッチスクリーンからなる新世代の「i-Cockpit」が搭載されていることです。センターコンソールには、ATが搭載されたすべての内燃機関仕様に、「ノーマル」「スポーツ」「エコ」の3つのモードを選択できる走行モードセレクターを標準装備。

また、プラグインハイブリッドは走行モードセレクターにより「エレクトリック(スタートアップ時のデフォルト)」「ハイブリッド」「スポーツ」「4WDモード(HYBRID4 300のみ)」を切り替えることができます。

プジョー 3008
新型プジョー3008には最新世代の「i-Cockpit」が用意される

先進安全装備の搭載もトピックスです。

コンパクトSUVではめずらしい「ナイトビジョン」は、夜間や視界が悪い際に、前方の歩行者や動物を検知。ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロール(8AT仕様)は、停止時間が3秒未満の場合、自動で車両を再始動させます。もちろん、アクセルペダルを踏めば再始動し、0km/hから利用可能。

さらにレーンポジションアシスト(ACCストップ&ゴーと連動する)は、ドライバーが車線内の位置を選択し、ステアリングホイールに手をかざすだけで車線変更が可能です。

プラグインハイブリッド(充電式ハイブリッド)として、2つの充電式ハイブリッドがオプションが用意されています。「HYBRID4 300 e-EAT8」は、100%電気走行距離59kmまで(WLTP)。「HYBRID 225 e-EAT8」は2WDで、100%電気走行距離は56kmまで(WLTP)。

前者の「HYBRID 4300 e-EAT8」バージョンは、200hp(または147kW)のピュアテックエンジンと2モーターを組み合わせ。フロントに1つのモーターがe-EAT8ギアボックスに連結され、110hp(または81kW)に達します。もう1つのモーターは、112hp(または83kW)のリヤアクスルに配置されています。オフロードや雪道、曲がりくねった道などでも、パワーは四輪に電子制御で配分され、高いグリップ力を発揮するそう。

プジョー 3008
最新のLEDテールランプでリヤも表情を変えている

225hp(165kW)のハイブリッド仕様(2WD)は、180hp(または132kW)のピュアテックエンジンと、「e-EAT8」ギアボックスに取り付けられた110hp(80kW)のモーターが組み合わされ、「Efficient Modular Platform(EMP2)」をベースに、マルチリンクリアサスペンションが採用されています。

搭載されるリチウムイオンバッテリーは、容量13.2kWhで、2種類のオンボード充電器が利用可能。3.7kW単相充電器を標準装備し、7.4kW単相充電器をオプション設定。7.4kWウォールボックスを使うと、単相(7.4kW)車載充電器で1時間45分でフル充電が可能。ソケット(16A)の場合は、単相(3.7kW)車載充電器で4時間でフル充電が可能。さらに、標準ソケット(8A)の場合は、単相(3.7kW)車載充電器で7時間でフル充電できるそうです。

なお、上記の内容は欧州仕様で、日本での導入時期などの詳細は明らかにされていません。

(塚田勝弘)