■価格は6速MTが1226万円、7速PDKが1281万2000円

コロナ禍にあっても日本市場におけるポルシェ人気は年々増すばかりです。2020年の新規登録台数は、過去最高となる7,284台を記録。2019年は7,192台で、軒並み新車が売れなかった昨2020年の中でも圧倒的な強さを誇っています。

強さの源泉は都内でもかなり目撃するマカン、カイエンなどのSUV、パナメーラも新しいスポーツサルーンとして定着。もちろん、看板モデルである911、ケイマン/ボクスターの絶大な支持も販売台数の更新に貢献しています。

ポルシェ 718ボクスター
ポルシェ718ボクスターに設定された25周年記念の「Boxster 25 Years」

そんな中、ポルシェジャパンは、ボクスターシリーズのデビュー25周年を祝うスペシャルアニバーサリーモデル「ボクスター25イヤーズ(Boxster 25 Years)」の予約受注を1月13日から開始しました。

全世界で1,250台限定になるこの記念モデルは「GTS 4.0」がベース。最高出力294kW(400PS)を誇る4.0Lの水平対向6気筒エンジンが搭載されています。デザインのモチーフとして、1993年のデトロイトモーターショーでオープントップ2シーターにサクセスストーリーをもたらした「ボクスター コンセプトカー」から数多くの要素を受け継いでいるそう。

ポルシェ 718ボクスター
「Boxster 25 Years」のリヤビュー

1996年にコンセプトカーのエクステリアデザインをほとんど変更せずに発売された市販モデルは、35万7000台以上がラインオフされ、現行型の718ボクスターは、4代目を数えます。

「ボクスター25イヤーズ」の最大の特徴は、同モデルで再解釈されたというカラーの「ネオジム」。銅のようなきらめく茶色で、1993年に登場したコンセプトモデルがまとった「GTシルバー メタリック」に際立つコントラストをもたらしていました。

スペシャルモデルでは、フロントエプロン、モノバー付サイドエアインテーク、レタリング、2トーンカラーの20インチ軽合金製ホイールに同カラーが使われています。また、ボディカラーの標準装備は、「GTシルバー メタリック」ですが、オプションで「ジェットブラックメタリック」「キャララホワイトメタリック」も設定されています。

ディテールも見どころのひとつで、エクスクルーシブ デザインによるPorscheロゴが目を惹くフューエルフィラーキャップも特色。スポーツエグゾーストシステムのハイグロステールパイプと同様、アルミニウムルックが輝きます。また、フロントウインドウサラウンドは、コントラストカラーのブラックで仕上げられています。さらに、ボルドーレッドのレザー インテリアとレッドのファブリックコンバーチブルトップが組み合わされています。コンバーチブルトップには、Boxster 25のロゴがブラックでエンボス加工されています。

ポルシェ 718ボクスター
「Boxster 25 Years」のインテリア

インテリアには「アルミニウム インテリア パッケージ」、14ウェイ電動調節機能付スポーツシート、Boxster 25ロゴ付ドアエントリーガード、レザー仕上げヒーテッドGTマルチファンクションスポーツステアリングホイールなども標準装備されています。

搭載される4.0Lの水平対向6気筒エンジンは、高性能モデルの718スパイダーにも積まれていて、優れたレスポンス、400PSの高出力、豊かなサウンドを放ち、抜群のドライバビリティを実現するそう。トランスミッションは6速MTまたは7速PDK(ポルシェ デュアルクラッチトランスミッション)を設定。0-100km/h加速は4.0秒で(PDKトランスミッションと標準装備の「スポーツクロノ パッケージ」の組み合わせの場合)、最高速度は293km/hに達します。

ほかにも、車高を10mm低く設定する「ポルシェ アクティブサスペンションマネジメント(PASM)スポーツサスペンション」、機械式リミテッド・スリップ・デファレンシャル(LSD)と「ポルシェ トルクベクトリング(PTV)」も標準装備され、ダイナミックなハンドリング、高い操縦安定性を実現するそう。

「ボクスター25イヤーズ」の価格は、6速MTが1226万円、7速PDKが1281万2000円となっています。

(塚田 勝弘)