■カッコ可愛いオフロード・カブ

●ワイルドさと愛らしさを融合させた、玩具ルックのオフローダー

CT125
全長1960mm、全高805mm、車両重量120kg。最高出力8.8PSの空冷4ストロークOHC単気筒エンジンでキビキビ走ります。

がっつり骨太でワイルドなのに、どこか可愛らしくてオモチャっぽいルックス。CT125ハンターカブには、一目みたらけっして忘れられない強烈なインパクトがあります。

そのユニークなデザインこそが、このマシン最大の魅力といっても過言ではありません。

CT125
メカっぽさ満点のプロテクターを装備したアップマフラー。オフ車の雰囲気を醸し出すばかりでなく、ロードクリアランスの確保にも役立ちます。
CT125
サイドエアクリーナーからのびる吸気ダクトは、配管風の無骨なデザイン。リアキャリア下までのびるハイマウント型で、走行時のホコリや水の吸入を軽減します。

ぴんと跳ね上がったアップマフラーや、砂ぼこりの吸入を最小限に抑えるハイマウント吸気ダクトは、ハンターカブ・シリーズの伝統ともいえる独特のデザイン。

CT125
リアキャリアは前後477mm、横幅409mmのビッグサイズ。荷掛けフックも4か所に備えられています。

これでもか!とばかりにどっしりした存在感を放つ大型リアキャリアは、積載性を高めるための単なる実用装備ではなく、ハンターカブらしさの演出に欠かせないギミックともなっています。

CT125
灯火類はフルLED。レトロなデザインに最新機能が詰め込まれています。
CT125
くりっと可愛いラウンドシェイプのパネルに、最小限の情報をシンプルに表示するデジタルメーター。

CT125ハンターカブのフロントビューは、オーソドックスな丸型ヘッドライトと、スクエアタイプのウィンカーが特徴。いかにもレトロっぽいデザインですが、細部の仕上げはしっかり現代風。

また、ヘッドライトだけでなく、すべての灯火類にLEDが採用されていて、機能面は最新バイクそのものです。

CT125
無骨なくせに可愛いルックスのCT125ハンターカブは、ライトなオフロード遊びにぴったり。山へのお出かけが楽しくなるバイクです。
CT125
身長164cmの私の場合、CT125ハンターカブは片足をステップにのせていれば安心して乗れるサイズ。でも両足をおろすと爪先立ちに。車格のわりにはちょっと高めのシートかな?

CT125ハンターカブの特長のひとつは、オフロード走破性の高さです。たっぷりゆとりのロードクリアランスは165mm! でも、そのぶんシートが高く、小柄なライダーには足つき面で少し厳しめのマシンともいえそうです。

CT125
オフロードはCT125ハンターカブの持ち味が最大限に活かせるフィールド。のんびりトコトコ走る林道散歩から、そこそこ本気のダートランまでカバーしてくれます。

中低速からぐいぐいトルクの出るエンジンと、ゆとりたっぷりの足まわりは、フラットダートを楽しむのにぴったり。

もともとオフロードも走れるように設計されたマシンだけに、極端に大きなギャップさえなければ、ダートランだって快適そのものです。

CT125
165mmのロードクリアランスとタフなアンダーガードがCT125ハンターカブの悪路走破性を支えています。

ただし、本格的なオフ車ほどではなくても、一般的なスーパーカブに比べれば、重心が高くパワーもあるので、オフでの取り回しにはそれなりの慣れと配慮が必要。

そして、いくらダートを走れるといっても、オフロードタイヤを履いているわけじゃないので、タイヤにやさしいライディングを心がけたいですね。

また、出そうと思えばダートでも十分スピードが出せるバイクだけに、オフに踏み入れるときには、できるだけオフロード用装備を身に着けたほうがいいかなとも感じました。

【ホンダ CT125 主要諸元】

全長×全幅×全高:1960mm×805mm×1085mm
シート高:800mm
エンジン種類:空冷4ストロークOHC単気筒
総排気量:124cc
最高出力/最大トルク:8.8ps/1.1kgm
燃料タンク容量:5.3L
タイヤ(前・後):80/90-17 44p
メーカー希望小売価格:44万円(税込)

(文:村上 菜つみ/写真:高橋 克也)