■EVバージョンとなる「i5」は「iX xDriv40」と仕様の一部を共有

BMWは現在、7シリーズ次世代型を開発していますが、その下に位置する主力セダン「5シリーズ」次世代型の2台のプロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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BMW 5シリーズ 次期型 プロトタイプ

欧州Eセグメントの5シリーズは1972年に初代が登場、現行型となる第7世代は2017年から発売されており、これが6年ぶりのフルモデルチェンジとなります。

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BMW 5シリーズ 次期型 プロトタイプ

捉えた「G60」ジェネレーション開発車両は、ボディを完全にカモフラージュしていますが、長いノーズ、切り詰められたフロントオーバーハング、筋肉質のフェンダー、ウィンドウアウトラインのホフマイスターキンクなどが確認でき、現行型よりボディが長い印象を受けます。

側面では「i4」と同じドアハンドルを採用、ボディからドアが出ていない分、エアロが向上すると思われます。

またフロントエンドでは、グリルは巨大化されていない様子が伺えるほか、デザイナーのクリス・バングル氏の「E60」5シリーズ(2003-2010)を彷彿させるボンネットラインが見てとれます。

スリムになったヘッドライトの中はダミーですが、X7や7シリーズのような上下2段のスプリットタイプではないようにも見えるほか、テールライトはより薄く、おそらくLEDストリップに接続されている可能性があるでしょう。

5シリーズ次世代型では、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッド、そしてフルエレクトリックで提供、内燃エンジンで利用可能な最後の5シリーズになるとともに、フルEVのパワートレインを備えた最初のシリーズとなります。

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BMW 5シリーズ 次期型 プロトタイプ

今回捉えた2台のプロトタイプですが、1台はフロントドアに「Electric Test Vehicle」(電気テスト車両)のステッカーが貼られ、もう1台はリアバンパーに「Hybrid Test Vehicle」のステッカーがみられるほか、ドライバー側のフロントフェンダーに充電ポート、リアバンパーにデュアルエキゾーストパイプを装備していることからも、これらがEVバージョンとPHEVバージョンとであると思われます。

車内では、i4でみられる12.3インチのドライバーディスプレイと14.9インチのインフォテイメントを備えたデュアルスクリーンセットアップを採用、キャビンが完全に刷新されるでしょう。

EVバージョンとなる「i5」(仮称)では、「iX xDriv40」と仕様の一部を共有するとみられ、後部に電気モーター、オプションで前車軸にもう1つを搭載、出力合計で300hpを発揮し、0-100km/h加速は6秒のパフォーマンスが予想されます。また70kWhバッテリーパックを積み、1回の充電による後続は400km以上となります。

5シリーズ次世代型のデビューは最速で2023年内とみられますが、ツーリングにEVバージョンが設定されるかは不明です。

(APOLLO)