■最新の電動化技術、知能化技術を披露

日産自動車は、自動車技術の最先端見本市である「自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展 2023」の出展概要を発表しました。横浜会場はパシフィコ横浜で5月24日(水)から26日(金)まで、愛知会場は7月5日(水)から7月7日(金)まで愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で開催されます。

同社は、長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を掲げ、移動と社会の可能性を広げていくことを目指しています。今回の展示では、長期ビジョン実現のキーである電動化、知能化技術について、最新モデルに搭載される技術から、将来に向けた技術開発まで、幅広く紹介されます。

日産自動車のブースイメージ
日産自動車のブースイメージ

電動化技術では、最上級EVである日産アリアの「EV専用プラットフォーム」「e-パワートレイン」を紹介。さらに、モーター駆動車ならではの電動駆動四輪制御技術である「e-4ORCE」、新型セレナの「e-POWER専用エンジン」、新型エクストレイルに搭載されている「VCターボ e-POWER」のほか、次世代EV、e-POWER向けの電動パワートレイン「X-in-1」にも注目です。

日産アリアの「EV専用プラットフォーム」「e-パワートレイン」も展示
日産アリアの「EV専用プラットフォーム」「e-パワートレイン」も展示

知能化技術として、先進運転支援技術「プロパイロット」をはじめ、将来の自動運転の時代を見据えた技術開発を紹介。

具体的には、高速道路での同一車線内ハンズオフ走行をサポートする「プロパイロット 2.0」、駐車をサポートする「プロパイロット パーキング」「プロパイロット リモートパーキング」、次世代ライダーを使った高度な緊急回避制御技術もピックアップされます。

新型エクストレイルに搭載されている「VCターボ e-POWER」を紹介
新型エクストレイルに搭載されている「VCターボ e-POWER」を紹介

(塚田 勝弘)