3日、強気派はビットコイン(BTC)価格を一時的に49,000ドルレベルに押し上げた。この動きを受けて、ツイッターでは多くのトレーダーが、デジタル資産で時価総額一位であるビットコインが心理的な抵抗である50,000ドルを打ち破ることを求めた。

Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータによると、48,200ドル付近を上限とするレンジで数日間取引された後、強気派は何とか上に抜け出し、日中高値である49,242ドルまで上昇し、9月29日に40,890ドルの安値で取引されて以来の20%の上昇の頂点に達した

中国での規制強化で、市場が勢いを失って低迷していたビットコインだったが、米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長が、FRBが仮想通貨を禁止する意図がないことを明らかにしたことなど、いくつかのポジティブなニュースが好感した。

BTCの強気の動きは市場に波及し、アルトコインの価格を上昇させ、トップ200の複数のコインが2桁の上昇を実現した。

テラ(LUNA)は、他の市場に先駆けて価格がブレイクアウトし、10月2日の安値37.52ドルから23.34%上昇し、10月3日に46.09ドルの史上最高値を更新した。 また、シークレットネットワーク(SCRT)も20.3%上昇し、3.07ドルの日足高値を更新した。

その他の注目すべき上昇としては、シバイヌ(SHIB)が13%上昇し、テゾス(XTZ)とアクシー・インフィニティ(AXS)の価格が12.4%と急上昇した。

現在、仮想通貨市場全体の時価総額は2兆1,610億ドルで、ビットコインのドミナンスは41.4%となっている。