ビジネスインテリジェンス企業のマイクロストラテジーは、子会社が保有する「担保設定されていない」ビットコイン9万5643BTCで利回りを生み出す機会を検討すると述べている。

5月3日に発表された2022年第1四半期の決算レポートによれば、担保として設定されていないビットコインから「利回りを生み出す機会を探るかもしれない」と述べている。3月31日現在、マイクロストラテジーは12万9218BTCを保有しており、その簿価は約29億ドルになると報告している。

「マイクロストラテジーの原価は39.67億ドルで、市場価値は58.93憶ドルだった。これは、1BTCあたりの平均コストが約30,700ドルで、市場価格が45,602.79ドルだった時のものだ」と同社は報告している。

レポートによると、マイクロストラテジーの保有するビットコインのうち、3月31日時点で子会社が保有して担保が設定されていないのは9万5643BTCとなっている。1万9466BTCはシルバーゲート銀行からの2億500万ドルの融資の担保として設定されている。残りの1万4109BTCはマイクロストラテジーが直接保有している。

2020年8月にビットコインに2億5000万ドルの投資を行って以来、マイクロストラテジーはBTCの購入を続けている。BTC価格は記事執筆時手伝3万7787ドルであり、マイクロストラテジーが保有するBTCの価値は約49億ドルとなっている。