弱気派がビットコイン(BTC)を2021年7月以来の安値となる3万334ドルに押し下げたことで、仮想通貨市場全体のセンチメントは10日、「極端な恐怖」を推移している。

米国の金利上昇や連邦準備制度による金融緩和政策の終了、株価下落、テラのUSTコインの1ドルペッグ維持に関連する懸念など、複数の要因が仮想通貨市場内のセンチメントに影響を与えている。

Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータによると、心理的に重要な3万ドルの価格水準を守るために強気派が抵抗する中、激しい売りが行われている。

ここでは、ビットコインの今後の見通しについて複数のアナリストが述べていることと、BTCのクジラ(大口投資家)が最近の値動きにどのように反応しているかについて紹介しよう。

弱気相場が始まったか?
アナリストで偽名TwitterユーザーのNunya Bizniz氏は、10日の動きに先立って、強い売りの可能性について議論し、ビットコインが降伏した可能性を強調した次のチャートを投稿した。

Nunya Bizniz氏はこう語る。

"この8年間の平行チャンネルは4つの完璧な点を結んでいる。赤と青の間の黄色い円の中で、これまでの歴代高値と関連する、降伏の安値がまた出てくるのだろうか?」

提供されたチャートによれば、上記のようなシナリオが展開された場合、BTCの価格は19,891ドルまで下落する可能性がある。

偽名TwitterユーザーBitcoin Archive氏が指摘するように、現在の連敗が記録的な領域に近づいているため、ビットコインの下落は仮想通貨市場全体に波及している。

ビットコイン価格は2年移動平均を下回って取引
最近の弱さに関する肯定的な見解は、アナリストのフィリップ・スウィフト氏によって提供された。同氏は、2年移動平均(MA)に対するBTC価格に注目した。

「再びサイクルの時だ! 価格は2年MAを下回った。蓄積しよう。」

クジラは祝宴ムード
仮想通貨アナリストAkash氏によると、ビットコインのクジラは、これまでの下降と横ばいの価格行動を通じて蓄積してきたという。

Akash氏は次のように語る。

"1万から10万BTCを保有するウォレットは、4月30日以降、買いに殺到している。"

このデータはポジティブな傾向を示しているが、トレンドの変化やさらなる下降に対して保証がないことは肝に銘じなければいけない。トレーダーは今後のリスク管理に細心の注意を払うことが賢明だ。