仮想通貨取引所FTXの米国子会社が、同社の株式取引提供を「強化」することを目的とし、・フィナンシャル・テクノロジーズを買収することになった。

火曜日の発表で、FTX USは、エンベデッド・フィナンシャル・テクノロジーズとその子会社エンベデッド・クリアリングを非公開の金額で買収したと発表した。5月にFTX USは株式取引プラットフォームを立ち上げると発表し、FTX Stocksはユーザーアカウントと取引を「実行、清算、保管」するためにエンベデッド・クリアリングと提携していた。

FTX USのブレット・ハリソン社長によると、エンベデッドの買収は、仮想通貨取引所の株式提供を促進する技術とインフラを提供することになる。FTX Stocksは、5月から米国の一部の顧客向けにベータテストを行っており、火曜日に取引所は、夏のうちにすべての国内顧客が利用できるようになるとしていた。

FTX USはエンベデッドに加え、ビットコイン(BTC)とイーサ(ETH)のオプションと先物契約を提供するための動きの一環として、2021年8月に仮想通貨デリバティブ・プラットフォームLedgerXを買収している。コインベースやCrypto.com、ジェミナイなどの仮想通貨企業が採用凍結やレイオフを発表したのとは対照的に、FTXのサム・バンクマン-フリードCEOは新しい人員を採用し続けると表明している。