5月10日以降、23万6237ビットコイン(54億5200万ドル相当)が機関投資家によって売却されており、そのほとんどが強制売却の結果だという。

アーケイン・リサーチのアナリストであるヴェトレ・ルンデ氏はツイッターのスレッドで、多くのビットコインホルダーの機関投資家がいつ、どのように彼らの持分を売り始めたかについて詳述している。ルンデ氏は、「すべてはド・クウォンから始まった」と述べている。

テラ・プロジェクトの資金を管理していたルナ・ファンデーション・ガード(LFG)は、5月にステーブルコインテラUSD(UST)のペッグを守るために8万81BTCを売却したが、それに失敗した。

テラの崩壊により、一部のビットコイン(BTC)マイニング業者が売り圧力に直面したようだ。ルンデ氏は、5月から6月にかけてマイニング業者が1万9056BTCのコインを売却したと推定している。マイニング業者が月間の生産量以上のコインを売却していたケースもあり、保有分を取り崩していた可能性が高い。

ルンデ氏は、マイナーの売りがピークに達したとき、イーロン・マスク氏のテスラもレッドボタンを押し、第2四半期末までに2万9060BTCを売却したと指摘している。

ルンデ氏はまた、6月下旬にカナダのパーパスビットコイン上場投資信託(ETF)で2万4510BTCの大量償還が行われ、「市場にさらなる売り圧力が生じた」と付け加えている。その償還は、そのETFの保有量の51%を占めていた。

BTC市場の成長
ここ数ヶ月、暗号市場は機関投資家から多大な売り圧力を受けていますが、ビットコイン市場は驚くほど底堅く推移している。

取引量も2017年の強気相場のピークに比べ、2022年の相場低迷期を通じて高水準で推移している。2017年12月17日、ビットコインの日次取引量は120億ドルのピークに達したが、CoinGeckoによると2022年7月の日次取引量は200億ドルを超えている。

シンガポールのマーケットメーカーPresto Labsのヨンジン・キムCEOは、3ACなどからの清算が6月の大幅な価格下落を引き起こしたとルンデ氏に同意しつつ、今後数ヶ月以内にBTC価格は3万ドルに戻ると考えている。

キム氏は7月21日に、「それらの清算がビットコイン価格を基本的な均衡価格以下に押し上げた」と述べ、BTC価格が 「今後数ヶ月で3万ドルに戻る」との考えをコインテレグラフに示した。

キム氏は、個人投資家が仮想通貨への信頼を取り戻すには時間がかかるが、機関投資家は再び上昇すると付け加えた。