ビットコイン(BTC)は9月20日、3カ月ぶりの安値に下落した翌日に1万9000ドルを回復した。

ビットコインは2万ドル割れで苦戦
日足チャートでは、BTC価格は18,255ドルから19,650ドルへ上昇した。この7.5%の価格反発は、株式市場で目撃された同様の反発の動きを反映しており、投資家が9月20〜21日に予想される連邦準備制度理事会による再度の大幅利上げを受け入れていることを示唆している。

しかし、ビットコインの反発の長さについては意見が分かれる。独立系市場アナリストのJonny Moe氏は、BTCの現在の値動きは、今年初めの横ばいの統合の動きに似ていると強調した。

つまり、ビットコインの現在の2万ドル台での価格反発は、長期的な強気ケースにはならないのだ。

また、元Foxニュースの幹部でコインテレグラフのオピニオンエディターであるルディ・タカラ氏は、世界的な経済状況の悪化により、仮想通貨トレーダーにさらなる「暗黒時代」に備えるように警告している。

一方で、ビットコインはこれからの時代に強気の反転を睨んでいると考えるアナリストもいる。3つの楽観的な市場見通しを詳しく見てみよう。 

ビットコインは「強気のハンマー」示す
ビットコインの9月20日のローソク足は強気のハンマーであり、下降モメンタムの弱まりを示唆していると、偽名アナリストのTrader Tardigradeは述べた。

強気のハンマーのローソク足は、始値から大幅に下落した後に、始値付近まで価格を戻したときに形成される。トレーダーは、ハンマーが市場の底に先行する歴史から、弱気の拒絶のサインであると見ている。

トレーダーのTardigrade氏は、9月20日のビットコインの回復の動きに同じ理論を適用し、その強気のハンマーが反転の先駆けとなる可能性があると指摘している。

Piサイクルの底値
ビットコインの急反発を予想するもう一つのテクニカルシグナルは、Piサイクルの底値だ。

具体的には、この指標は、471日SMAと150日EMAという2本の長期単純移動平均線(SMA)を追跡している。歴史を見ると、ビットコイン価格は150日SMAが471日SMAの下を横切ったときに市場サイクルの底値となる。

一方、150日SMAが471日SMAの上で閉じるまでの数日間とその後に、価格は強い強気の反転に向かう。偽名アナリストのTitan of Crypto氏は、ビットコインが2023年までに150-471 SMAの強気のクロスオーバーを視野に入れていることを強調した。

「1stクロスは7月に発生した」と指摘した上で、こう付け加えた。

「2ndクロスはまだ発生していない。反転は我々が考えるより近いかもしれない。」

ワイコフサイクル
投資戦略会社XORストラテジーのCEOであるオーレリアン・オハヨン氏は、BTC価格がワイコフ理論に従っていると主張し、2023年初頭までにビットコインが45000ドルに達すると予想している。

ワイコフサイクルには、「アキュムレーション(蓄積期間)」、「マークアップ(上昇期間)」、「ディストリビューション(天井期間)」、「マークダウン(下落期間)」の4つのフェーズがある。マークダウン段階の後、サイクルはアキュムレーション段階を繰り返すが、オハヨン氏が指摘するように、ビットコインの価格反発が続いているのはこのケースだ。

「ビットコインはワイコフサイクルの最終強気フェーズに突入している」とアナリストは主張した。