東北の温泉地を中心に発達したおもちゃ、伝統こけし。東北6県には宮城の鳴子系や弥治郎系、青森の津軽系、山形の山形系などなど、11系統のこけしがあります。

2017年8月18日、その伝統を受け継ぐ現役工人13人をたずね、手仕事の美しさとこだわりを伝えるこけしガイド『伝統こけしの本』が出版されます。

登場するのは津軽系の阿保六知秀さん、五十嵐嘉行さん、橋本恒平さん、南部系の煤孫盛造さん、鳴子系の高橋正吾さん、作並系の平賀輝幸さん、遠刈田系の佐藤英太郎さん、弥治郎系の鎌田孝志さん、土湯系の陳野原幸紀さん、蔵王系の梅木直美さん、山形系の小林清さん、肘折系の鈴木征一さん、木地山系の北山賢一さん。

鳴子系の高橋正吾さん

こけしの基礎知識から雑学、産地の名所案内、歴史、特徴、アクセス、美術館、こけしイベント案内まで、盛りだくさんな内容となっています。

さらに、東京の書肆ひやねや千葉のJETLINK、京都のマヤルカ古書店など、こけしを売る人、集める人も紹介!

著者は『北欧とコーヒー』(青幻舎)、『北欧の日用品』(エクスナレッジ)、『民藝の教科書』(1〜4)(グラフィック社)などで知られる萩原健太郎さん。こけし通にも、これからこけしのことを知りたいと思う初心者の方にもおすすめの一冊です。

2017年8月23日(水)〜9月5日(火)、『伝統こけしの本』の発売を記念して、 伊勢丹新宿店にて出版記念こけしフェアが開催されます。

本書で取材した工人さんを中心に、11系統の特徴を紹介しつつ、こけしを展示。現代のこけしやこけしグッズも並びます。また、本書に登場する鎌田孝志工人が伊勢丹オリジナルこけしを制作するそう。こけしファンの方はぜひチェックを!

information

伝統こけしの本

著:萩原 健太郎

判型:B5

総頁:160頁

定価:2,500円(税抜)

出版社:スペースシャワーネットワーク

発売日:2017年8月18日

Web:伝統こけしの本

information

『伝統こけしの本』出版記念こけしフェア

日時:2017年8月23日(水)〜9月5日(火)※8月29日(火)は店舗休業日

会場:伊勢丹新宿店本館5階 ウェストパーク

住所:東京都新宿区新宿3丁目14−1

Web:伊勢丹 新宿店

writer profile

Yu Miyakoshi

宮越裕生

みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。