2017年8月5日(土)から19日(土)まで、岩手県と青森県の三陸沿岸地域にて、〈三陸国際芸術祭 2017 〜営みからアートへ。〜〉が開催されます。

2011年に東日本大震災の被害を受けた三陸沿岸地域は、世界でも類を見ない芸能の宝庫なのだそう。福島・宮城・岩手の三県だけでも、2,000以上の郷土芸能団体が存在するといわれています。

三陸国際芸術祭 2017は、同地から郷土芸能の魅力を発信するとともに、夜神楽、ダンス、アート、映画祭など、ジャンルを超えたアートが集う芸術祭です。

8月11日(金・祝)、12日(土)は、震災から6年の歳月をへて、今年の春にまちびらきをした岩手県・大船渡駅周辺にてメインプログラムを開催。夜神楽やダンス、大型商業施設〈キャッセン〉や須崎川の親水空間を彩るアートなどが楽しめます。

出演者は次の通り。

チルボン仮面舞踊 インドラマユ様式(インドネシア)

バジャウ族伝統舞踊(マレーシア)

黒森神楽(岩手県宮古市) 金澤神楽(岩手県上閉伊郡大槌町)

鮫神楽(青森県八戸市) 仰山流笹崎鹿踊り(岩手県大船渡市)

門中組虎舞(岩手県大船渡市) 赤澤鎧剣舞(岩手県大船渡市)

女川港大漁獅子舞まむし(宮城県牡鹿郡女川町)

岩手県立岩泉高等学校中野七頭舞(岩手県岩泉町)

大東京舞踊団(東京都)

和太鼓+ダンスユニット「まだこばやし」(東京都)

さんりぐのめぐさめんこアイドル・大船トリ子(滋賀県)

DANCE CREW いがったんたら(岩手県釜石市)

メインイベントとなる夜神楽では、八戸の鮫神楽と宮古の黒森神楽、大槌の金澤神楽が、インドネシアのチルボン仮面舞踊と共演。圧倒的なエネルギーを体感できるまたとない機会となりそうです。

注目は、〈井上信太とまちを彩る ワークショップシリーズ vol.3 空とぶさんまプロジェクト〉。昨年末から大船渡市訪れマグネットアート、バードハウスなどのプロジェクトを展開してきた美術家の井上信太さんが大船渡市の名物「さんま」でまちを彩ります。

8月11日は、須崎川ステージにて〈空とぶさんま出港式〉を開催。まちの人たちが1匹1匹手作りした、3333匹の「さんまのぼり」がステージの上空を泳ぎます。

そのほか、〈ケセン イトナミ映像祭〉(8月11日のみ)や〈コミュニティーダンス〜みんなでつくる、あそびダンス〜〉なども。今年も盛り上がりそうですね!

2017年8月19日(土)は舞台が変わり、青森県にて〈三陸国際芸術祭 2017 八戸種差海岸〉を開催。

日本で唯一の芝生の海岸、八戸種差海岸芝生地に東北とアジアの芸能が集います。

こちらには、チルボン仮面舞踊(インドネシア)、鮫神楽(青森県八戸市)、高館駒踊(青森県八戸市)、仰山流笹崎鹿踊り(岩手県大船渡市)が出演します。見どころは、地元の鮫神楽と高館駒踊の60余年ぶりの公演。くわしくは、公式サイトやFacebookをチェックしてみてくださいね。

information

三陸国際芸術祭 2017 大船渡

開催日:2017年8月5日(土)〜8月13日(日)

会場:岩手県大船渡市大船渡駅周辺地域

Web:三陸国際芸術祭 Facebook

information

三陸国際芸術祭 2017 八戸種差海岸

開催日:2017年8月19日(土)

会場:青森県八戸市種差海岸

Web:三陸国際芸術祭 Facebook

writer profile

Yu Miyakoshi

宮越裕生

みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。