5月になると工芸月間〈工芸の五月〉を迎え、つくり手とクラフトファンでにぎわう長野県松本市。今年も10cm、ミナ ペルホネンなどが参加する〈六九クラフトストリート〉や〈松本民芸館名品展〉(松本民芸館)、〈草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて〉(松本市美術館)など、約60の会場で展示や即売会などが行われています。

ハイライトは〈クラフトフェアまつもと〉が開催される2018年5月26日(土)〜27日(日)。今年はクラフト部門232組、材料・道具・情報部門18組、食品部門41組、合わせて291組が出展します。クラフト好きなら、うずうずしてしまいますね。

今年で34回目を迎える〈クラフトフェアまつもと〉

今年で34回目を迎える〈クラフトフェアまつもと〉

公園

松本は江戸時代のころから、各地から集められた匠が居住する城下町として栄えてきました。戦後には、柳宗悦の唱えた「民藝運動」に共感した人たちにより、ますます盛んにものづくりが行われるようになったといいます。

クラフトフェアまつもとは、そんな松本で1985年に始まったイベント。屋外で行われるクラフトイベントとしては、日本初のフェアでした。会場となるあがたの森公園には、木工、漆、陶磁、染織、ガラス、金属などの出展ブースがずらり。つくり手とお話できるのも魅力です。

あがたの森公園での展示

公園内には大正時代の面影を残す素敵な建物〈あがたの森文化会館講堂〉(旧松本高等学校講堂)も。こちらでは〈講堂棟CINEMA〉や企画展、ワークショップなどが開催されます。

あがたの森文化会館講堂にて、企画展やワークショップを開催

5月26日(土)〜27日(日)は、あがたの森文化会館・講堂棟にてクラフトフェアまつもと企画展〈てのひらに〉を開催。今年はクラフトフェアまつもとの出展作家、23名の作品を展示します。※5月19日(土)〜24日(木)はゲストハウス東家にて開催。

また、クラフトフェアまつもとでは、材料や道具にもスポットをあて、クラフト材料や道具、専門書などの展示販売やワークショップを行っています。今年は、あがたの森文化会館 本館にて本出ますみさんによるワークショップ〈羊の世界へようこそ ー羊毛の品質の見方と、世界の羊の話ー〉と下村輝さんによるワークショップ「絹糸のいろいろと竹筬(おさ)」を開催します。

というわけで、クラフトフェアまつもとには見どころが盛りだくさん。公式サイトやガイドブックもぜひチェックしてみてくださいね!

information

クラフトフェアまつもと 2018

開催日:2018年5月26日(土)、27日(日)

時間:26日(土)11:00〜17:00/27日(日)9:00〜17:00

会場:あがたの森公園

住所:長野県松本市県(あがた)3-2102-4

アクセス:徒歩:「松本」駅から20分/バス:「タウンスニーカー東コース」「北市内線東まわり」「横田信大循環線」の路線バスにて「秀峰学校前」停留場下車(約10分)。臨時シャトルバスも運行されます。 くわしくはこちら

Web:クラフトフェアまつもと Facebook 工芸の五月

writer profile

Yu Miyakoshi

宮越裕生

みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。